鬼滅の刃俺は煉獄のようにはできねぇの意味は？宇髄と重なる場面・関係についても

鬼滅の刃【遊郭編】に登場する音柱の宇髄天元。

柱の中でもかなりの実力者ですが、戦いの最中物思いにふけり「俺は煉獄のようにはなれない」と言います。

今回は、この宇髄が言った言葉の意味について解説していきたいと思います。

また宇髄の描写は、何となく煉獄と重なる場面がありました。

ですので、合わせて宇髄と煉獄の関係性についても調べて見ましたのでぜひ最後までご覧ください。

俺は煉獄のようにはできねぇの意味は？

ここでは宇髄が作中で言った「煉獄のようにはできねぇ」の意味について解説していきます。

宇髄には才能がない？

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— Punʚ (@PunPumik) October 16, 2021

遊郭編では鬼殺隊・音柱の宇髄天元と炭治郎、伊之助、善逸そして禰豆子の４人で、十二鬼月である『堕姫・妓夫太郎』と戦います。

宇髄の戦いぶりを見た妓夫太郎は

『お前違うなぁ。今まで殺した柱たちと違う、お前は生まれた時から特別な奴だったんだろうなぁ。選ばれた才能だなぁ。妬ましいなぁ、一刻も早く死んでもらいてぇなぁ。』

と言います。

それに対し、宇髄は

『才能？ハッ！俺に才能なんてもんがあるように見えるか？俺程度でそう見えるならテメェの人生幸せだな。俺が選ばれてる？ふざけんじゃねぇ！俺の手の平から今までどれだけの命が零れたと思ってんだ！』

と返しました。

宇髄は自分に力があったら、才能があったら堅気の人、鬼殺隊の仲間や後輩が命を落とすことはなかった、と言っているのでしょう。

宇髄の鬼殺隊に入隊してからの任務や柱としての初任務は、煉獄のように描かれていないため、どれほどの実力だったのかは分かりません。

しかし、『どれだけの命がこぼれたと思ってんだ！』と言っていることから堅気の人や仲間を失ってしまった過去があると考えられます。

煉獄のようにすべての人を守れなかった

遊郭編楽しみだけど煉獄さんに会えなくなるのか、、、。複雑〜(´・ω・｀)#鬼滅の刃イラスト #宇髄天元　#煉獄杏寿郎#鬼滅の刃絵描きさんと繋がりたい#鬼滅の刃好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/E9fG6mIALq

— ロペ (@roperopetukadi) October 12, 2021

堕姫と妓夫太郎との戦いで、一般人に被害者が出た時に宇髄は『そう、俺は煉獄のようにできねぇ』と気持ちの中で語っていました。

その時、宇髄は無限列車の全乗客200名を守りきった煉獄のことを、宇髄は思い出したのだと思います。

鬼舞辻無惨から血を与えられ様々な技を使っていた魘夢と戦い、誰一人命を落とさせなかった煉獄はすごい剣士です。

魘夢は柱の煉獄、鬼舞辻が気にかけている炭治郎を倒すために人間を使い細工した切符を配ったり、列車と融合したりと手の込んだ戦いをしました。

しかし魘夢との戦いの後に登場した十二鬼月の参・猗窩座と激闘を繰り広げ、死闘の末に煉獄は命を落としてしまいます。

そんな姿や話を聞いていた宇髄は、今まで自分の手から溢れてしまった命を思い出し、煉獄のように全員を守ることができない自分の実力に悔しさを感じていました。

宇髄と重なる場面・関係についても

ここでは煉獄と宇髄の関係と共通点、そして二人の姿が重なって見えたことについて解説していきます。

煉獄と宇髄の関係・共通点は？

顔がいいぞーーこの缶バッジども！#鬼滅の刃 #缶バッジ #煉獄杏寿郎 #宇髄天元 #DemonSlayer pic.twitter.com/dehuBCXSDc

— まきちん (@foyv1YzYtGn18QV) October 13, 2021

煉獄と宇髄の共通点は、2人とも自分の命よりも後輩や堅気の人を大事にするところです。

宇髄には3人の嫁がおり、命の優先度は3人の嫁>堅気の人>自分と語っていました。

煉獄も弟や父、そして仲間を大事しているところも似ていますね。

炭治郎たちに才能を見いだし戦いの中で成長させる姿や、たとえ手強い十二鬼月が相手になろうと一歩も引くことなく立ち向かう姿は、2人が似ていると言われるところだと言えます。

また煉獄と宇髄の他の共通点は、声が大きいところ、優しい性格、とても後輩思いなところです。

2人の背中を見たことで、今までない経験を積み急成長している炭治郎たちにとっては柱の存在はとても頼もしいもの。

目の前で煉獄を失い、自らの無力さを思い知らされて挑んだ、遊郭での堕姫と妓夫太郎との戦いでは炭治郎がとどめを刺しました。

宇髄は失明して左腕を失いながらも生き残り、炭治郎たちは再び柱を失うことなく鬼を倒すことに成功。

自らの命を削りながらも、後輩の成長をさせた煉獄と宇髄は共通して強いメンタルの持ち主だと思います。

宇髄と煉獄が重なって見えた

煉獄さんと宇髄さんの共通点は

本人の前で鬼が
弱いとけなした事を否定し

炭治郎たちのことを立派な
鬼殺隊の一員だと認めてくれたこと pic.twitter.com/qnJ9x5Iiao

— 茶柱 (@0903Kimetsu) October 15, 2021

宇髄は妓夫太郎との戦いで、『人間様を舐めんじゃねぇ！！こいつらは3人共　優秀な俺の継子だ』と叫んでいました。

妓夫太郎に対して負けないことを宣言する宇髄の姿を見た炭治郎は、戦闘中であるにもかかわらず泣きそうになります。

傷つきながらも、心が折れない宇髄の姿が、煉獄が炭治郎たちを守り猗窩座と戦う姿と重なりました。

煉獄を失ってしまった悲しみを隠しきれない炭治郎でしたが、亡くなった煉獄のためにも心を燃やして宇髄との共闘に力を尽くしたのです。

今度こそ、か弱き者を救おうとしている鬼殺隊の柱の命のを落とさないために戦いました。

宇髄は妓夫太郎との戦いで失明し、左腕を切られて身体に毒が入りながらも炭治郎達を引っ張っていく漢気溢れる姿は、炭治郎にとって煉獄と重なって見えたことでしょう。

まとめ

今回は宇髄が作中で言った「煉獄のようにはできねぇ」の意味、そして宇髄が煉獄と重なる点、関係について解説しました。

宇髄は、炭治郎たちが共闘することになる2人目の柱でした。

煉獄との共闘で柱はどんな存在なのか、何を背負って戦っているのかを知ることができたと思います。

そして宇髄との共闘では、命を守ることの難しさ、強いものとしての責任を感じたと思います。

その2人の姿が重なり炭治郎、伊之助、善逸はさらに柱の凄さを感じとったことでしょう。

頼りになる柱と共闘し成長する姿は見ていて楽しいです。

宇髄の闘う有志を映像化して見ることができるので、二期の公開が待ち遠しいです。