進撃の巨人人間を食べる理由は？種類と特徴についても

「進撃の巨人」では様々な謎や伏線があり、それを考察するのも楽しみの一つでもありました。

しかし、物語が完結しても回収されなかった伏線があったことも確かです。

特に巨人が人間を食べる理由についての伏線が回収されなかったことが残念に思ったファンの方も多いのではないでしょうか？

今回は「巨人が人間を食べる理由は？種類と特徴についても」と題して、有力な説について解説していきます。

「進撃の巨人」巨人の種類と特徴

それでは初めに「進撃の巨人」に登場する巨人の種類と特徴についておさらいしていきましょう。

九つの巨人

進撃の巨人が終わったら9つの巨人の
フィギュア出して欲しいなwwwwww pic.twitter.com/IMXtz8BJ0W

— フ□ック・オイスターβ (@nE3XTFoK16WZdGd) December 29, 2019

九つの巨人はエレン・アルミン・ライナーたちのように知性を持った巨人です。

体に痛みを加えることにより、巨人の姿になることができます。

巨人化すると体力や精神力を激しく消耗し、長時間巨人になることはできません。

無垢の巨人と違い人間を捕食することはなく、人間体を密度の低い巨人の肉体部分から切り離すことで、強制的に巨人化を解くことも可能。

九つの巨人の能力を継承するとその後13年しか生きることができません。

なので寿命が来てしまう13年以内に次の人間に能力を継承する必要があります。

無垢の巨人

飲んでは吐いてを繰り返してる私立大学生のこと無垢の巨人って呼んでる pic.twitter.com/kRZvAbbTnC

— ひ。 (@pippirapippi) February 24, 2023

無垢の巨人は九つの巨人と違い知性がありません。

本能的に人間を捕食しますが、もともと巨人は食事（栄養）を取らなくても死ぬことはありません。

その証拠に巨人が人間食べお腹がいっぱいになると、食べた人間を吐き出します。

ほとんどは人間の男性のような体つきをしていますが、生殖器はありません。

無垢の巨人には「奇行種」と呼ばれる種類もあり、通常種には見られない特異な行動をとる巨人も存在。

なぜ無垢の巨人が人間を食べるのか？という疑問については次の項目で詳しく解説していきます。

「進撃の巨人」無垢の巨人が人間を食べる理由

巨人が人間を食べる理由については、作中で描かれることなく終わりを迎えてしまいました。

ですが、人間を食べる理由の有力な説もありますので紹介していきます。

人間の姿に戻りたい

この時↓、もしもこの髭面巨人↓が“よく噛んで食べる派”だったなら❗人間に戻って“進撃の巨人”を継承→主人公交代まだまだオレたちの戦いは終わらない‼️…みたいな展開になったのだろうと思うと、それはそれで見てみたい気持ちがしないでもない( *´艸｀)ww pic.twitter.com/homSNtxUll

— Hide and Seek (@g066209) February 3, 2020

無垢の巨人になってしまっても、九つの巨人の継承者を食べると人間の姿に戻ることができます。

なので本能的に人間を捕食しているという説です。

巨人化できる九つの巨人の継承者を食べると人間に戻れるから当たりを引くまで食べ続けるといった感じでしょうか？

作中で巨人化したエレンと駐屯兵団がいた場面でも人間には食いつかず、エレンに興味を示していたことがありました。

無垢の巨人同士でも興味を示さないのに、エレンやライナーに興味を示すのも合点がいきます。

始祖ユミルの影響

#進撃の巨人 #進撃の巨人好きと繋がりたい
「大地の悪魔」との契約の絵の右がユミルだよね？
３０巻の始祖ユミルと絵の女の子がとても似てるからそう思った。
だけど、アニメ３期のヒストリアの過去で絵の女の子の事をクリスタって呼んでるから今混乱中
アニメ側がミスをしたのか？先生の意図なのか？ pic.twitter.com/ZLzh7PzypX

— 進撃の巨人垢 (@singeki1022) January 19, 2020

無垢の巨人が人間を捕食するのは、不憫な始祖ユミルの過去が影響しているのではないでしょうか。

初代フリッツ王は死ぬ間際、娘たちに「子を生み増やし続け死後はその背骨を子供に食べさせることでユミルの血と力を継承させろ」と遺言を残しました。

その遺言がきっかけとなり、無垢の巨人は本能的に人間を食べるようになったのではないでしょうか。

奴隷だったユミルは舌を切られており、巨人が話せないのもその影響を受けているのかもしれません。

また夜に行動出来ないのも、木の穴に落ちたときの記憶が残っているからではないかと考えられます。

生殖器がないのも無理やり子供を産まされたことの嫌悪感からだと考えると筋が通りますね。

145代フリッツ王が設定した

巨人大戦考察が今アースの中で旬。
フリッツ王が島に退いた理由考察に続き、また記事をお昼くらいにアップする予定です。
この時期の考察はまだ続けそう。
連載が再開するまでに、145代フリッツ王関係の考察をまとめよう。#進撃の巨人 pic.twitter.com/iLntQcjPjr

— 管理人アース(人気マンガの考察) (@singekinb) May 7, 2020

その他にも、145代フリッツ王が生み出した設定という説も存在します。

145代フリッツ王は、ダイバー家と結託しマーレー大陸からパラディ島へ逃げることに成功。

そして巨大な壁の中にを楽園を築き、外界との関わりを遮断しました。

始祖の巨人の力を持つ145代フリッツ王が、無垢の巨人に人間を食べる設定を付与すればマーレー大陸からの侵略防衛になります。

また壁内では、人を喰う巨人という共通の敵を作ることによって自国の団結を強化する目論見もあったのではないでしょうか。