リヴァイがハンジに心臓を捧げよと言った意味は？死ぬシーン解説

進撃の巨人・第132話「自由の翼」では、ハンジが迫りくる壁内巨人を足止めすることを名乗り出ます。

確実に死んでしまうと分かっていたハンジ、リヴァイは最後に「心臓を捧げよ」と言いハンジを送り出しました。

この最後の二人の会話や表情には、とても深い意味があります。

今回はリヴァイがハンジに「心臓を捧げよ」と言った意味は何だったのか？そしてハンジが死ぬシーンや死後の内容についても解説していきます。

「進撃の巨人」リヴァイがハンジに心臓を捧げよと言った意味は？

それではリヴァイがハンジに「心臓を捧げよ」と言った理由について解説していきます。

リヴァイの考え方

#進撃の巨人 #完結まであと少し
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— フォロワーの数だけ自由になれるエレンイェーガー (@erenmikasasin1) February 23, 2023

リヴァイは今まで「心臓を捧げよ」という言葉を使ったことがありませんでした。

それはリヴァイの信念と違っているからです。

リヴァイは以前「弱いやつはすぐ死ぬ」という発言をしていましたが、内心は仲間が死んでいくたびに心に傷を負っていました。

ですが兵長という立場なので心を強く保ち、気持ちを表面に見せることはありませんでした。

リヴァイは多くの仲間の死を見てきたため、他者には「死ぬな・生き残れ」というのが信念にあります。

なので当然、仲間が死ぬことや自己犠牲も望んでいません。

「心臓を捧げよ」と今まで言わなかったのは、狂信的になにかのために命を捨てることへ違和感があったからではないでしょうか。

また言葉は人を動かす大きな力を持っているので、そう軽々と「心臓を捧げよ」という言葉は使ってはいけないとも感じていたのかもしれません。

ハンジに言った「心臓を捧げよ」の意味

心臓を捧げよ
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— けい (@kei_ms22) February 24, 2023

リヴァイがハンジに「心臓を捧げよ」と言ったのは、ハンジの背中を推すためだと考えられます。

リヴァイは、相手の気持ちを非常に深く察することのできる人間です。

ハンジはアルミンたちに対しては、毅然な態度で最後まで振る舞っていました。

しかし実際は強がっておりリヴァイの前では、深刻な表情を浮かべ汗をかき「このまま行かせてくれ」と言っていました。

ハンジは本当は死ぬのことに恐怖を感じており、あと一歩踏み出す言葉が欲しかったのではないでしょうか。

リヴァイはハンジに死んでほしくないと思っていますし、ハンジの死にたくないという気持ちも知っています。

つまり「心臓を捧げよ」という言葉はリヴァイが言いたかったことではなく、ハンジが言って欲しかった言葉であると考えられます。

「進撃の巨人」ハンジが死ぬシーンを解説

ここからはハンジが死んでしまうシーンについて解説していきます。

雷槍を使って巨人を倒す

ここのハンジさんのシーンは十字架を背負っていくという表現だと思ってたから、個人的にはここの雷槍は交わらせて欲しかった#shingeki #進撃の巨人 pic.twitter.com/DN5Zsk06yT

— ほぃりぉちゃん🌔 (@Holy_chorus) February 25, 2023

世界連合艦隊の攻撃でも、壁内巨人はまともに倒すことが出来ませんでした。

しかし、ハンジが開発した「雷槍」で壁内巨人を倒すことに成功します。

このシーンは調査兵団の今までの苦労の結晶で、巨人を倒すという無謀な試みの象徴的なシーンです。

原作漫画では、この雷槍が十字架を背負うような描写が描かれていました。

完結編のPVでは、このシーンが十字架になっていなったので少し気になっています。

TVアニメでもこのシーンは再現して欲しいですよね。

昔の巨人マニアに戻る

世界の終わりを目の前にしてもハンジさんはハンジさんだったな。

『やっぱり巨人って素晴らしいな』
の台詞はマッドサイエンティストとして後世に語り継がれるでしょう。

最後に言わせてほしい。
『分隊長！生き急ぎすぎです』と。#進撃の巨人 #ハンジ・ゾエ pic.twitter.com/Fm03HDcbc1

— ぐっちGucci (@portare_gucci) September 9, 2020

リヴァイの「心臓を捧げよ」という言葉に勇気をもらい覚悟を決めたハンジ。

その言葉のおかげで冷静さを取り戻し、ハンジらしい言葉が出ました。

今までは責任のある14代目の調査兵団団長だったため、昔の巨人好きの兵士というわけにはいきませんでした。

その役目を終え巨人と対峙したハンジは「やっぱり巨人は素晴らしい」と本来の巨人マニアに戻っていました。

最後は壁内巨人の高熱の影響で力尽きて落下してしまいますが、原作漫画をよく見るとハンジの口角が上がっていました。

なので焼死という苦しい最後を迎えますが、薄っすらと微笑みを浮かべていたことから悔いのない人生送ったのではないでしょうか。