朝ドラ「おちょやん」では、大阪の道頓堀を舞台に喜劇演じる役者達描かれています。
2017年に放送された「わろてんか」に時代が似ているとの声が上がっています。
また、その他にもわろてんかを思わせるいわゆる“かぶる”ところが多いとのことでした。
今回は、この2作が同じ時代の物語なのか?
そして、かぶっていると言われる原因について検証してみたいと思います。
この2作の時代背景はいつなのでしょうか?両作の時代背景と物語について見ていきましょう。
朝ドラチェックしたの。
(わろてんか)→吉本
(おちょやん)→松竹
なんだねぇ(=´∀`)人(´∀`=)もうさ、藤吉はん恋しくなるわぁ
そして、成田凌さんも出るしぃ楽しみだね✨📺 pic.twitter.com/AlfDsLBayo
— 🍌かず🍑 (@momoking1017) November 30, 2020
おちょやんは1916年(大正5年)千代が9歳から話が始まります。
千代は、道頓堀の芝居小屋に奉公することになり大正13年(1924年)翌年に数え年、18歳までお茶子として働きます。
それから京都で女優になるために稽古を始めます。
一方、わろてんかは1902年(明治35年)に京都の薬問屋の長女・藤岡てんは笑うことが大好きな少女として物語がスタートします。
なので時代の設定としては、わろてんかの方が14年ほど昔の話になりますがだいたい同じぐらいの年代の話だといえます。
おちょやんは髭がなくて良い😍
わろてんかも観てたけど、他のドラマも結構観てたけど、全くセンサーに引っ掛からなかった成田の凌氏😂
現在大阪と東京を行ったり来たり。メンノンのイベント出れるのかな🙄#成田凌 pic.twitter.com/0CXWoqir7X— りぃさ (@hiohio89743491) October 19, 2020
おちょやんとわろてんかの物語は、超簡単にまとめると。
おちょやんは「松竹新喜劇」の話、わろてんかは「吉本興業」の話になります。
おちょやんの千代のモデルとなったのは、「松竹新喜劇」の旗揚げメンバーにして、退団後は名脇役として映画やドラマで活躍した浪花千栄子さんです。
わろてんかのヒロイン藤岡てんは吉本興業の創業者、吉本せいがモデルです。
「わろてんか」は創業者になる話で「おちょやん」は女優さんになる話でちょっと違います。
ですが、女性の主人公の立身出世物語という点で言えば共通しているかも知れませんね。
ちなみに浪花千栄子さんは1907年生まれ。昭和48年(1973年)に死去しています。(66歳)
1889年生まれの吉本せいさんは、1950年に死去しています。(60歳)
吉本さんの方が8歳年上ですが、年は近いですね。
2作がかぶっているという原因は大きく2点のことが考えられます。
その原因を検証してみましょう。
成田凌くん、葵わかなの息子でしょ?#おちょやん #わろてんか pic.twitter.com/3pKC0Gkee8
— ONさん@置いときますねおじさん (@Sakura0730jp) November 22, 2020
おちょやんに成田凌さんは“喜劇界のプリンス”天海一平役として出演しています。
人気喜劇一座の座長の息子に生まれながら、大阪で新しく生まれた劇団に参加し、千代と出会います。
今後は千代と結婚し「松竹新喜劇」を一緒に創業することになると思われます。
わろてんかではてんと藤吉の長男、隼也役を演じました。
ちなみに「わろてんか」で、てんと藤吉が一番はじめに経営した寄席「風鳥亭」の旗も「おちょやん」で写っていましたね。
うわー!
全部『風鳥亭』の旗やん!
おてんちゃん!
時を同じくして
この世界の中で見えない所で頑張ってる!
言ってみたら見えないライバルやね(笑)
BKのこういうさり気ない事するとこ好き👏#おちょやん #わろてんか pic.twitter.com/OwO0GD6teo— 桃次郎 (@momojirou0525) November 23, 2020
このように、2作に成田凌さんが出演されているのもかぶる原因の1つかも知れません。
今日もわろてんか😊
大阪人な私は小学生の頃、好きなタレントはうっちー(内場勝則さん)と即答してた吉本新喜劇大好きっ子だったので。
亀さん役の内場さんが控えめに持ちネタぽいのをやっててプチ興奮しました笑桃李くんと内場さん、そして藤井隆さん。
夢の共演やわ〜
この安心感ハンパない🥺 pic.twitter.com/3OrSBUePiY— miso (@ichigomiso30) July 13, 2020
おちょやんでは、天海天海一座の役者にほっしゃんこと星田英利さんが須賀廼家千之助(すがのや せんのすけ)役で出演しています。
そして千之助の因縁の相手役には、板尾創路さん演じる須賀廼家万太郎(すがのや まんたろう)がいます。
この配役や演出が「わろてんか」とかぶっている!と感じた方が多かったのではないでしょうか?
実際に「わろてんか」では藤井隆さんや内場勝則さんが出演し盛り上げていました。
おちょやんでも、吉本興業所属の俳優が出演している点がかぶっている原因だと考えられます。
今回は朝ドラ「おちょやん」と2017年に放送された「わろてんか」の時代背景が似ているとの声が多く上がっていました。
また、その他にもわろてんかを思わせるいわゆる“かぶる”ところが多いと感じる方が多かったようです。
時代の設定としては、わろてんかの方が14年ほど昔の話になりますが、喜劇が流行っていた時代の話でした。
また物語としても、女性主人公の立身出世物語という点で言えば共通している部分が多いと思います。
そして、おちょやんではヒロインの旦那役で喜劇役者演じる成田凌さんは、わろてんかにヒロインの息子役で出演していたことも理由の1つだと考えられます。
その他にも吉本興業の役者さんが多く出演されていたため、似ていると感じる方が多かったのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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