エヴァンゲリオンは、人類と使徒が生存競争をかけて戦うSFアニメです。
その劇中で気になったことの1つに、そもそもなぜ使徒はネルフに攻めて来るのでしょうか?
それに何体かの使徒で攻撃すれば、ネルフに簡単に勝てるような気がしますが….^^;
というこで今回は、使徒がネルフに来る理由と目的は何なのか?
また、なぜ戦う時に1体ずつしか来ないのか?という疑問について詳しく解説したいと思います。
使徒は、なぜネルフ本部に来るのでしょうか?ここではその理由と目的について調べて見ました。
【たぶんエヴァってこんな話】
①南極で白き月が発見される。そのなかにアダム・ロンギヌスの槍・「使徒向けロンギヌスの槍取り扱いマニュアル」が入っていた。
※マニュアルには「アダムに知恵の実(=人間の遺伝子)を与えてください。そうすると貴方達使徒は上位の生命体に進化できます」との記載。 pic.twitter.com/v8dfEhmgoa— 遠野九重@1/9(土)「役立たずと言われたので、わたしの家は独立します!」1巻発売! (@Six315) September 22, 2019
その理由にアダムの存在を認識出来なくなったことがあげられます。
使徒の目的は、アダムと融合しサードインパクトを引き起こし人類を滅亡を図ることでした。
アダムとは40億年以上前に、地球(後の南極)に落下した「白き月」の中に入っていた地球外生命体です。
そのアダムは、「第一の使徒」と言われ、数十メートルはある巨大な生命体です。
そしてアダムは「使徒の生みの親」であり十数体の使徒を生み出し世界にバラまきました。
その後、使徒は地球を征服しようと活動を開始しようします。
ですがその時、ファーストインパクトが起きてしまいます。
その衝撃は凄まじくアダムと使徒は長い間、眠りについてしまいました。
アダムと使徒が眠りについている間に、長い月日を経て生命が誕生しアダムとその使徒たちより先に、人間が地球に繁栄していきました。
その「白き月」の中にあった「第一の使徒アダム」はゼーレの出資より派遣された葛城(ミサトの父)調査隊により発見されます。
ゼーレは「白き月」の近くに研究基地を作り、アダムと使徒の接触を防ぐためアダムを卵の状態まで戻して隠す計画を立てました。
しかし、研究は失敗しアダムは大爆発を起こしてしまいます。
これを、セカンドインパクトといいます。
その結果、「白き月」もアダムも南極大陸ごと消滅してしまいました。
その後、大爆発したアダムは肉体と魂に別れゼーレに回収されました。
肉体は卵の状態まで戻りゼーレが保有していましたが、加持リョウジが盗み出し碇ゲンドウに渡しています。
魂は、ゼーレの手によって渚カヲルに入れられました。
よって、アダム自体の存在が使徒には分からなくなってしまったのです。
なぜゲンドウが『リリン(人類)の王』なのか
初号機は唯一『リリス』(人類を生み出した使徒)をベースにしている
破のラストで『綾波レイ』(リリスの魂)を取り込んだ
初号機→リリス
初号機にはユイがいる
ユイが人類の母(女王)なら、ゲンドウは『人類の王(父)』となる#エヴァ #エヴァQ pic.twitter.com/QrzHNQqI6v
— あおい👾 (@q040e0d0) August 28, 2020
アダムの存在が認識できなくなってしまった使徒は、同等の存在であるリリスに接触しようとします。
リリスとは、アダムが入っていた「白き月」の後に地球に落下した「黒き月」の中に入っていたものです。
リリスは「第二の使徒」と呼ばれていますが、他の使徒とは全く違うものと考えた方が分かりやすいです。
リリスは、すべての生命の源でリリスから出たLCL(生命のスープ)が海に流れ生命が生まれました。(他の使徒を除く)
そして人類が誕生し地球は、人間が支配する星になったのです。
なのでリリスは「人間の生みの親」になるわけです。
その「黒き月」が落下したのは、後の日本の箱根で地下に埋もれていました。
その後、発見され「黒き月」の上部に特務機関ネルフが建造されます。
更に、その上にあるのが第3新東京市になります。
ということで、アダムから生み出された使徒はアダムのことが認識出来なくなった為、同等の存在であるリリスに接触するために、リリスが保管されているネルフ本部の地下を目指してやってくるのでした。
ネルフはエヴァを準備し使徒を迎え撃ちますが、なぜ使徒がリリスに接触することを知っていたのでしょうか?それは「裏死海文書」と深く関係しいます。
#ゴッドマーズよりも原作に遠い選手権
ヱヴァで有名な死海文書。
ユダヤ教クムラン教団によるヘブライ語で記された大部分が旧約聖書と註解でB.C.250~70?に成立とか。
残念ながら裏本は無く、はた迷惑な補完計画も無し。
旧約vsキリストの言行伝承である新約(エウアンゲリオン・福音の意)は宗教戦争? pic.twitter.com/catBSvVATg— KINSAN (@kinsan_tohyama) August 7, 2018
使徒が1体ずつしか来ないのか疑問の前になぜネルフは、使徒が攻撃してくることを知っていたのでしょう?よくよく考えるとネルフの他にも自衛隊の戦車なども待ち構えていました。
それには「裏死海文書」という予言書が深く関係しています。
「裏死海文書」はアダムが入っていた「白き月」の中で発見されました。
そこには、使徒の名前と現れる順番が書かれていました。
エヴァの世界を裏で操る組織ゼーレは「裏死海文書」に書かれたシナリオにそって対策や行動そして人類補完計画を進めていきます。
この様に、ゼーレと協力関係にあるネルフはこの「裏死海文書」の予言を知っていたため、使徒に対する対策を前もって準備していたと考えられます。
エヴァの第3使徒
サキエル(ほんま)
さきに似てるな@aoaosaki0831 pic.twitter.com/Aw1EVoUIZ8— 使わない (@ueda_asana) March 22, 2016
上記で説明したように「裏死海文書」の予言で攻めてくる使徒の名前や順番は事前に分かっていました。
ですが、使徒が1体ずつしか攻めてこないのは、なんだか大人の都合(物語の)の様に感じます。
アダムの子である使徒は「生命の実」の力を持ち、不死である代わりに知恵を持たず、繁殖もしません。
つまり使徒は、自らを自己進化させて単体のまま存在し続けます。
ですので使徒は人間と違って単体の生命なので共同体意識はありません。
そしてアダムから産まれた使徒には魂が一つしか無いので、1体死んだら次の使徒に魂は移るようになっていると考えられます。
一方リリスの子である人間は「知恵の実」の力を持ち、命は有限ですが知恵を持ち、繁殖しながら進化していきました。
なので「アダム」と「リリス」そして「使徒」と「人間」は全く違う概念と考えるべきだと思われます。
今回は、使徒がネルフに攻めてくる理由と目的。
そして戦う時になぜ1体ずつしか来ないのか?とい疑問について詳しく調べてみました。
使徒はアダムの存在が認識できなくなってしまい、同等の存在であるリリスに接触するためにネルフに攻めてきていました。
それはリリスと融合しサードインパクトを引き起こし人類を滅亡を図ることが目的でした。
そして使徒が1体ずつしか攻めて来ない理由に関しては、アダムから産まれた使徒には魂が1つしか存在しておらず、1体死んだら次の使徒に魂は移るようになっていると考えられました。
エヴァンゲリオンは謎や疑問の多い作品ですが、それを考察や理解することでさらに物語を深く知ることができると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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