エヴァ「Q」のラストでアスカが
「l結界が濃いからリリンは救助に来れない」
というセリフがありました。
このl結界密度(濃度)とは、何なのでしょう?
アスカの言い方から、人間に害があることは明白ですがシンジは平気そうでした。
今回は、l結界密度(濃度)とは何なのか?そしてコア化と何か関係があるのか?
またシンジが、l結界密度が濃い中で平気だった理由について詳しく調べてみました。
まずL結界密度とは何なのか見ていきましょう。
ヱヴァQを見て僕が分かった部分は序破とQは作りの差異が大きいという事と、Qの最後に「L結界密度が高くて助けに来れない。リリン(人間)が来れる所まで移動するわよ」と言った他でもないアスカ本人達がその場所でピンピンしていた事からアスカやシンジはもうリリン(人間)ではないという事位ですね。 pic.twitter.com/ep7LEjDX8G
— らビっと (@rabbit101930) April 29, 2020
L結界とは、リリン(人間)が何らかの影響を受けるエリアです。
L結界密度(濃度)とは人間が立ち入ることのができるのかを判断する数値だと思われます。
エヴァ「Q」でシンジとカヲルが、セントラルドグマに行く途中で
カヲル「リリスの結界で14年間、誰の侵入も許してない」
と語っていました。
このことから、L結界のLはリリスの頭文字である可能性が高いと思われます。
「Q」のラストでは、アスカ・シンジ・レイの3人はL結界密度の高い赤く染まった大地に取り残されました。
Qがかなり絶望的な感じだったのにアンチLシステムで街が復元される姿が圧巻だったな。 pic.twitter.com/i7KRzU8MZ3
— T@K (@tAktAk_Tak02) July 8, 2019
そんな人間に害を及ぼすL結界ですが、そのL結界密度の濃度を下げるシステムがあります。
それは「アンチLシステム」です。
それは「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の予告で見ることができました。
赤く染まったパリの旧市街地が元の街の色に変わり、ネルフのユーロ支部の都市機能が回復していく映像が流れました。
この技術は「国際環境機関法人日本海洋生態系保存研究機構」の組織である「海洋生物研究所」が開発したと思われます。
第3新東京市の海沿いにあり、赤い海をセカンドインパクト前の海に戻す研究行っていた機関です。
上空から見た施設の形は、「生命の樹」に似ていました。
今エヴァ破の海洋生物研究所のこと思い出したから画像検索してみたんだけどさ。
手前の円形の形ってこれカバラのセフィロトの樹じゃねえの?????
めっちゃヒエッて声出たわ pic.twitter.com/RV6YYGqrFD— 八雲🚨 (@SDR_K_JXA) December 14, 2017
セカンドインパクト以前の綺麗な海の環境が人工的に再現されていて、内部では魚やクジラ、ペンギン、カメなど、セカンドインパクトで絶滅状態に陥った生物の姿も見ることができました。
このことから「海洋生物研究所」は反ネルフ組織ヴィレの前身だと考えられます。
そしてヴィレの目的は、フォースインパクトの阻止とコア化した地球を元に戻すことを目的に作られた組織だと推測されます。
次はL結界密度とコア化の関係そして、シンジが結界内でも平気だった理由について見ていきましょう。
浪江町帰還困難区域の山火事続くhttps://t.co/zHr7ihaGoB#ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q L結界密度が強すぎて助けに来れないと、アスカはシンジの手を引き、レイは2人についていく。 pic.twitter.com/7dcGXmOI1n
— Gekko_blue (@BlueBirdman1800) May 2, 2017
旧劇場版では、コアとは使徒の弱点である赤い球体のことしか出てきません。
ですが新劇場版では、コアという単語がよく聞かれます。
それではコアとは、一体どのようなものなのでしょうか?
コアとは使徒の弱点で必ず使徒の体にあり、それを破壊することで使徒を物理的に殲滅できる唯一の手段です。
使徒はコアを破壊されると「形象崩壊」を起こし体も無くなってしまします。
エヴァにもコアは存在し、取り替える事ができます。
新劇場版「破」では、二号機にマリが搭乗する際に交換されています。
これがマリが二号機に乗ることが出来た理由でもあります。
次はコア化についてです。
「Q」ではコア化した赤い大地が一面に広がっています。
その他にも、集合住宅のような建物や首のないエヴァの様な巨人も赤く染まっています。
それではコア化する意味は一体何なのでしょうか?
「Q」でコア化した渚カヲルのサード・インパクトの回想シーンでは、コア化したエヴァが融合していると絵コンテには書かれています。
融合といえば、旧劇場版のサード・インパクトでもAT・フィールドがなくなった人間はLCL化し魂は同じ所に集まり融合しています。
一方、新劇場版ではコア化という固体で地球と融合していると考えられます。
ですのでコア化した大地は、L結界密度が高くなってしまい生物の住める環境では無くなってしまいます。
エヴァQのアスカ「ここじゃエル(L)結界密度が強すぎて助けにこれないわ
リリンが近づける所まで移動するわよ」リリン=人間
つまり人ではなくなっているアスカ・シンジ・マリが、人じゃなくなったであろうシーンは全て #エヴァ破 の中にあります#エヴァ #エヴァンゲリオン #evangelion pic.twitter.com/qS3bZSAZrm
— あおい👾 (@q040e0d0) August 27, 2020
それでは、なぜシンジ達はL結界密度が高いエリアで普通に行動することが出来たのでしょう?
アスカの口から「リリンの近づけるところまで行くよ」というセリフがありました。
それほど人間が近づけないぐらい高いL結界の密度だったのでしょう。
なのでシンジとアスカは、もう人間ではない可能性があります。
実は、すでにエヴァ「破」の段階で人ではなくなってしまった可能性があります。
その描写はシンジが初号機と覚醒したシーンです。
赤木リツコが「人に戻れなくなる」と忠告したにもかからわずプラグ深度を規定値よりオーバーしてしまい覚醒。
アスカもエヴァ3号機の起動実験の際に、精神汚染濃度が危険域に突入していました。
ここでも赤木リツコに「人ではなくなってしまう」というセリフが確認できました。
また、そもそも論として14歳から年を取らないという「エヴァの呪縛」という設定の時点でもう人間とは、かけ離れた存在になってしまっていたのかも知れませんね。
今回はL結界密度とは何なのか?そしてコア化やシンジが平気だった理由について調べてみました。
L結界とは、リリン(人間)が何らかの影響を受けるエリアのことでした。
L結界密度(濃度)とは、人間が立ち入ることのができるのかを判断する数値だと考えられます。
またコア化した大地では、L結界密度が高くなってしまい生物の住める環境では無くなってしまいました。
またシンジ達が、密度の高いL結界で活動出来たのは、エヴァとシンクロし過ぎたため人間の領域を超えてしまった。
そして、そもそも「エヴァの呪縛」という設定でL結界の影響を受けないかも知れないと考えられます。
この様にエヴァンゲリオンには、専門用語やあまり説明されない部分が多く存在します。
そんな謎や疑問を解いたり、考察するのも1つの楽しみとも言えますね。
この他にも、様々なエヴァの疑問に関する記事を書いていますのでぜひご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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