エヴァ破とｑの間に何があった？空白の14年間について解説

エヴァ「ｑ」では、「破」から14年という長い月日が流れていました。

ですが、その空白の14年間のことについては、ほとんど触れられず物語が進んでいきます。

「破」のラストで助けたはずの綾波レイもいません。

また、ネルフだったはずのミサト達も反ネルフのヴィレという組織を作っていました。

かなり話が進んでいて、なおかつ劇中での説明が不足しているため内容が分かりにくくなっています。

ということで今回は、エヴァ「破」と「ｑ」の間に何があったのか？

その空白の14年間について解説していきたと思います。

エヴァ破とｑの間に何があった？

エヴァ「Q」では大地は赤く染まりコア化していました。

また、生物の大半も死滅してしまったという世界から物語は始まります。

また、エヴァ「破」のラストでサード・インパクトは起こらなかったはずです。

それでは、どうしてこの様な世界になってしまったのでしょうか？

ニア・サードインパクトが起こった

ニアサードインパクト pic.twitter.com/drJL8zQgAU

— PちゃまA’s (@igalima22) July 18, 2014

エヴァ「破」のラストでは、渚カヲルによりカシウスのやりで貫かれ初号機は活動停止します。

そしてサード・インパクトは阻止されました。

ですが、その後の「Q」と「破」の間にニア・サードインパクトが起こってしまったと考えられます。

ちなみにニア・サードインパクトとは、サードインパクトに近いレベルのインパクトのことで地球に甚大な被害を及ぼしています。

ニア・サードインパクトがどの様にして起こってしまったかは、劇中では説明されていません。

予告を見るとエヴァMark６がセントラルドグマに降りていくシーンがあります。

恐らくゼーレとゲンドウはエヴァMark６とダミープラグを使いセントラルドグマの深部へ行きサードインパクトを起こそうとしたと思われます。

ですから、何らかの原因でニア・サードインパクトが起こってしまったのは間違いありません。

ヴィレができた経緯

海洋研究所とヴィレの関係、散々でてる考察だけど、重ねてみたら
重なっちゃったから頭抱えてる。 pic.twitter.com/3F9fpdSzGt

— すとろがのふの股関節 (@code_44b) January 18, 2021

ここでは、反ネルフ組織ヴィレができた経緯ついて考えていきます。

「Q」の予告では、「廃棄される要塞都市、幽閉されるネルフ関係者」

とありました。

国連は、サード・インパクトを起こそうとしたネルフを犯罪組織としネルフ職員を幽閉します。

ゲンドウと冬月は、恐らく雲隠れしゼーレに対し新たな作戦の提案。

利害が一致した双方は、新たなネルフを発足します。

一方、サード・インパクトの目論見はゲンドウ・冬月達の独断で行われたという真実が分かり旧ネルフ職員は開放されます。

ここで、フォースインパクトを止める組織ヴィレが作られます。

その構成員は、旧ネルフ職員・海洋生物研究所・国連軍で構成されていると考えられます。

空白の14年間について解説

この空白の14年の間にヴィレが発足し、ヴィレとゼーレネルフは戦っていました。

ここでは、この14年間のシンジとヴィレの関係のついて見ていきましょう。

シンジはなぜ14年間も宇宙に？

ヱヴァンゲリヲン新劇場版Qの冒頭部分大好き
US作戦の時にネーメズィスシリーズ
Evangelion Mark.04 コード4Aと対峙する
アスカの乗るエヴァ改2号機β＆マリの乗るエヴァ8号機α
の戦闘シーンがマジでカッコイイからぜひ見てほしい
それと同時に流れるバベルの光も最高にたまらない！ pic.twitter.com/zr6z1DUYUR

— TATSUYA (@SubTatsuya) April 20, 2020

シンジはなぜ14年間も宇宙に隔離されていたのでしょうか？

それは、またインパクトを起こしてしまう危険な存在だからなのでしょうか？

宇宙ではゼーレネルフのネーメジス・シリーズに守られているようにも感じました。

ですが、わざわざ宇宙で隔離しなくても海の中や地下でもよかったのでは？

という疑問が浮かび上がります。

ここからは考察になるのですが、エヴァ初号機が宇宙にいたのは軍事利用されたいたのではないでしょうか？

ゼーレネルフは、地球全体を敵にしているので数で圧倒的に不利なはずです。

なので数を補うために、手が届きにくい宇宙から攻撃できるものを作ったのではないでしょうか？

宇宙から地球に向けてのビーム兵器。

またネーメジス・シリーズの製造など・・・

いわゆる衛星兵器としてゼーレネルフは初号機を宇宙に打ち上げたのではないしょうか。

ヴィレは準備をしていた

ヴ
ィ
レ
の戦艦「AAAヴンダー」の、AAAの部分は
「Autonomous Assault Ark」の略

Wunderにはドイツ語で「奇跡」の意味pic.twitter.com/2CEKCnn3fr

— たけ_Eva　猫化中🐱祝エヴァ25年⚠シン・エヴァンゲリオン劇場版:||待望　EVANGELION (@take6) January 24, 2021

US作戦では、初号機を回収しヴンダーの動力源にすることが作戦の目的だと思われました。

しかしそれだけではなく、衛星兵器として利用されていた初号機の機能を停止することの方が重要だったと思われます。

ヴンダーの動力源に使うだけであれば、わざわざ宇宙に行かなくてもエヴァMark６を強奪したほうか早いように思えます。

その宇宙に行きの作戦を決行するため、準備期間としての空白の14年間とも考えられます。

また、ヴンダーの乗組員たちがシンジに対し敵意が剥き出しなのはサード・インパクトの原因以上に衛星兵器として地球に甚大な被害を及ぼしてしまったからではないでしょうか？

また、ミサトやアスカなどがシンジに何も説明しないのは兵器として沢山の人の命を奪ったと本人に言えなかったのでしょう。

ミサトをはじめヴィレのクルーの大切な人たちの命が、衛星兵器に奪われてしまったと仮定すると、シンジに対しての態度も何となく分かるような気がしますね。