「惑星のさみだれ」で月代雪待と星川昴には師匠がいて、3人で泥人形を1体倒しました。
ですが、その戦いで師匠は死んでしまったそうです。
師匠はカジキマグロの騎士で、戦士の中の戦士だったと言われていました。
今回はカジキマグロの騎士、秋谷稲近(あきたにいなちか)をネタバレ解説していきます。
また師匠からのアニムスへの伝言「私達は人間だ」の意味についても紐解いていきますので、興味のある方はぜひ最後までご覧になったくださいね。
はじめにカジキマグロの騎士、秋谷稲近はどのような人物なのか解説していきます。
秋谷稲近 #死に方が好きなキャラクター挙げてください
命を最後まで使いきった生き様、悔い無しと笑った死に様。その姿には感動せざるをえない。 pic.twitter.com/BmOf5SMwUp— セロリ (@sironegusa) August 20, 2013
秋谷稲近の初登場は第4巻28話(※27話にも後ろ姿がでちらっと登場しています)
秋谷は、500年以上昔の浜松で生まれたそうです。
5歳の頃に起きた、大地震で津波に飲み込まれ太平洋まで流されましたが、自力で泳ぎ生還。
その時、秋谷は神通力に目覚めたそうです。
神通力とは、普通の人間ではなし得ない、神や仏が使える人知を超えた特殊能力のこと。
その噂を聞いた仙人が弟子に欲しいと現れ、山で十数年修行することになりました。
師匠も好きです
カジキマグロの騎士、人呼んで師匠 pic.twitter.com/Ds8lrbmXa4— YuriFran (@fiveknot) December 18, 2015
山で修行していると、秋谷は大きなあるものとの繋がりを感じました。
大きなあるものに何者だと尋ねると「すべてを知るもの」だと答えたそうです。
「すべてを知るもの」は秋谷のどのような問にも答えました。
山の木の数、明日の天気さらには過去現在未来など、知りたいことを全て知ることができたのです。
この時、秋谷は神の領域に至ったと実感しました。
その後、500年の間に多くの弟子に物事を教えて来ましたが、当然弟子たちは自分より先に死んでしまいます。
秋谷は自分が500年以上生き続け、現在のビスケットハンマーを巡る戦いの中で命を落とすこともわかっていました。
ここからはカジキマグロの騎士秋谷稲近の願いと、最後はどうなってしまうのか解説していきます。
命を最期まで使い切ってこそ生き様!!
悔い無しと笑って死に様!!
それを教えるんです!!
立てるハズです!!
まだ…立てるハズ!!カジキマグロの騎士 pic.twitter.com/sL7Z3mP8Ih
— ネコマンタ (@nekoevolution) May 29, 2022
秋谷の願いは弟子より先に死ぬことでした。
これまで秋谷は大勢の弟子にいろんなことを教えてきましたが、弟子達は自分より先に死んでしまいます。
かわいい弟子たちが、自分より先に死ぬことはとても悲しいことです。
ですが最後に、秋谷の願いは叶うことになります。
魔法使いアニムスと戦いが始まる数年前、秋谷は二人の女の子を弟子にしました。
それが月代雪待と星川昴です。
『大事なことは知るだけではダメなんだ… 時間をかけ魂に刻み込まねば… 全知など…くだらん…』
惑星のさみだれ|水上悟志全ての学生に知ってほしい言葉!
大人になる前に読んでほしい。#秋谷稲近 #師匠#漫画#推し ★★★ https://t.co/XG3rJj2gWr pic.twitter.com/A36cWJeI6X— Zebra Lab (@Zeb_Lab) May 17, 2022
秋谷は雪待と昴に「最強の矛」と「最強の盾」を伝授し、互いの足りない部分を補うことの大切さを教えました。
秋谷は最後に特別授業と称して、泥人形と雪待・昴を戦わせることにします。
戦う泥人形は6つ目の泥人形、動きは鈍いのですが飛び道具の槍のようなものを放ち攻撃してきました。
その泥人形の攻撃から弟子達を守り、秋谷は致命傷を負ってしまいます。
秋谷は最後の魂の絞りカスを使ってくると言い「天沼矛(アマノヌボコ)」の一撃を泥人形に食らわせました。
最後に雪待と昴の二人は力を合わせ「最強の矛」と「最強の盾」を使い、泥人形を撃破。
その後、秋谷は未来に走って行く雪待と昴の姿を「なんて頼もしい背中・・・」と言って死んでいきました。
完全に秋谷稲近じゃん… pic.twitter.com/Tiam4zwjBM
— 摩耗飛 (@hondata78) October 24, 2019
雪待と昴が初めて魔法使いアニムスと出会ったとき師匠からの伝言を伝えました。
それは「私達は人間だ」ということでしたが、この伝言の意味は何なのでしょう?
秋谷は500年生きました。
秋谷曰く、自分は何でも知っていたし、何でも出来たといいます。
しかし、喜びも悲しみも、強さも弱さも持つ普通の人間だったと、そしてどれだけの超能力を持ってもただの人間、多分アニムスを一緒であると。
秋谷は、喜びも悲しみも全て弟子たちから教わったそうです。
「全てを知るもの」に心を震わされたことは一度もなかったとのこと。
大切なのは知ることだけではなく、時間をかけて魂に刻み込むことなのです。
全知とは秋谷にとって全くくだらないものだったと語っていました。
今回は「惑星のさみだれ」に登場するカジキマグロの騎士、秋谷稲近についてネタバレ解説、また秋谷稲近からのアニムスへの伝言「私達は人間だ」の意味についても紐解いてみました。
「惑星のさみだれ」については、他の記事でも解説していますので興味がある方はぜひ他の記事もご覧になってみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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