チェンソーマンOP金玉や卵の意味は?かたつむりや風刺画についても

TVアニメ「チェンソーマン」のOPには、金の玉が数回登場しますがこの金玉には何の意味があるのでしょうか?

またデンジがオープニングで生卵を割るのを失敗している描写も描かれています。

この2つのシーンは今後描かれるシーンのメタファー(隠喩)だと考察できます。

その他にもOPでは気色の悪い色のかたつむりや、意味深な風刺画がありますがこれには全て意味があります。

今回はTVアニメ「チェンソーマン」のオープニングについて詳しく解説していきますので、興味のある方はぜひ最後までご覧になって下さいね。

「チェンソーマン」OPの金玉や卵の意味は?

オープニングで度々登場していた金の玉ですが、ここでは原作漫画との関連シーンやなぜOPで何度も登場したのか解説していきます。

原作の金玉関連のシーン

「チェンソーマン」の原作でも金玉に関連する描写やシーンが度々あります。

アニメの第一話でもデンジは、自分の金玉の片方を10万円ぐらいで売ったと言っていました。

またアキと初めて出会い喧嘩になったときも「俺は金玉しか狙わねー!」と言って背後からアキの股間を蹴り上げていました。

その他にも物語が進んでいくなかで「金玉蹴り大会」が開催されるのですが、そのシーンをOPで示唆していると考察できます。

「金玉蹴り大会」については後ほど詳しく解説していきます。

「チェンソーマン」OPで金の玉が出るシーン

「チェンソーマン」のオープニングで金の玉が出るシーンを解説します。

一番最初の登場はアキが投げるボーリングの玉で、その玉は見事ストラクをとりますが、すべてのピンは粉々に破壊されています。

次はデンジが鎖の悪魔と対峙するシーンでオブジェのようにたたずんでいました。

このシーンは映画「ファイトクラブ」のオマージュだと考察される方もいましたね。

そして金の玉をパワーが大きなハンマーでぶん殴り、デンジがその上に乗って鎖の悪魔にとどめを刺しました。

共通して言えることは金の玉は、破壊したり殴られたりすることでこれが重要になってきます。

「金玉蹴り大会」とは?

サムライソードたちとの戦いで、バディーの姫野を失ってしまったアキは悲しみに暮れていました。

サムライソードをなんとか拘束したデンジは、サムライソードを引き渡すまでの間、姫野の復讐を思いついたのです。

それが金玉蹴り大会。

金玉蹴り大会とはデンジが考案したもので、アキとデンジが交互でサムライソードの股間を蹴りどちらが大きな叫び声を出せたかを競う大会です。

初めは乗り気でなかったアキも姫野からのアドバイス「気楽に復讐を!」を思い出し、「姫野先輩聞こえるか?これが俺たちからの鎮魂歌(レクイエム)だ」と最終的には笑顔で楽しんでいました。

ちなみに「鎮魂歌(レクイエム)」と呼んで「ちんたまうた」というSNSのコメントが笑いを誘っていましたね。

おそらくこのシーンをオープニングでメタファーしており、もしかするとこのシーンでアニメ1期が最終回になるかもしれないと個人的には思っています。

デンジが生卵を割るシーン

デンジが生卵を割り失敗するシーンについても「金玉蹴り大会」の玉を割るといった意味があるのではないか考察できます。

卵割りを失敗したデンジは首をかしげ放心したような姿は、金玉を蹴られた後のようにも見えます。

しかしこのシーンは他にもいろいろな考察があるようで、歌詞の「なんか忘れちゃてんだ」に合わせて例の扉が出てくることから、単に物思いにふけているとも考えられます。

その他にも幼少期のデンジは、クリスマスケーキを小麦粉+水+砂糖を混ぜたものを飲んでおり、本当のケーキを作ろうとしているといった考察もあるようです。

もしくは何らかの料理をしていて、それが日を追うごとに上達して成長して欲しいなどの願望的なものもありました。

さすがに毎回OPを少しずつ変える可能性は低いと思いますが、もしあるとすればかなり面白いですね。

マキマがデンジにかたつむりを食べさせるシーン

マキマがデンジの口に運ぼうとしているのは、ロイコクロリディウムに寄生されたかたつむりです。

ロイコクロリディウムとは寄生したかたつむりを支配し、本来かたつむりが好まない明るい場所へ移動させます。

そして触覚を鳥が好きなイモムシのような形に擬似させ、鳥に捕食させるように操作し宿主を鳥に変えます。

これは悪魔や魔神をマキマが支配し、支配している自分ごとチェンソーマンに食べられたいという意思の表れではないでしょうか。

またその後、ロイコクロリディウムは鳥の体の中で産卵し、フンとともに排出しそのフンをまたかたつむりが食べることで寄生のサイクルを繰り返します。

このことは、デンジを利用しチェンソーマンを支配したいというマキマのもう一つの願いの表れともとれます。

「チェンソーマン」OPの風刺画の意味は?

ここからはOPにある意味深な風刺画について解説していきます。

風刺画の元ネタ

これは有名な風刺画なのですが、この風刺画の意味は本を読めば読むほど見える景色が違うことを表しています。
知識があればあるほど様々な見方することができるということですね。
またネット上では解釈がことなり、中途半端な知識だと世界は悪いものに見えるが、さらに深く自分の知識を磨いた人には世界は美しく見えるといった解釈もあるようです。

デンジとパワー

幼少期のデンジと裸パワーは後ろの壁に全く興味を示していません。

デンジは食パンを抱えて喜び、パワーはニャー子と楽しそうに遊んでいます。

知識や教養がないためその日暮らしの二人は、目の前のことにだけに一喜一憂しているのかかもしれませんね。

アキとマキマ

一方、アキとマキマはしっかりと壁の絵を見ています。

アキは銃の悪魔に復讐を誓っており、その目に見えるものは廃墟になった世界。

しかも本ではなく重なった雪の上に立っているので、あの雪合戦を彷彿させる描写となっています。

マキマはさらに高い景色を見ておりその景色は黒く塗りつぶしてあるのでわかりません。

ですがマキマはアメリカ大統領いわく「最悪の平和」を作り出そうとしているので良い世界ではないような気がします。

マキマには一体何が見えているのでしょうか?

まとめ

今回はTVアニメ「チェンソーマン」のオープニングについて詳しく解説しました。

  • チェンソーマンの原作には金玉に関連する描写が多い
  • OP金の玉は破壊したり殴られたりする描写が描かれている
  • 金玉蹴り大会とはサムライソードの股間を蹴り大きな叫び声を出せたかを競う大会
  • OPの金の玉は金玉蹴り大会のメタファーである可能性が高い
  • 生卵を割りを失敗するシーンも金玉蹴り大会の玉を割るといった意味だと考えられる
  • かたつむりのシーンはマキマの支配したいとう気持ちの表れ
  • 風刺画はそれぞれのキャラが見ている(思い描いている)景色

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