TVアニメ「チェンソーマン」の放送が開始され、SNSではトレンドを埋め尽くすほど盛り上がっていました。
特にオープニングでは様々な映画ネタで構成されており、とても情報量の多いオープニングとなっています。
今回はそんなOPでデンジとパワーが踊っていたのは、モー娘の曲なのか?
そして映画のオマージュや細かい元ネタについて解説していきます。
チェンソーマンOPのラスト付近で
デンジとパワーが勝利のダンスを踊っている横でタバコ吸ってるアキ君
最高#チェンソーマン#チェンソーマンOP #早川家最高 pic.twitter.com/cIINqJWiYG— 金属アレルギー (@Kin_Allergy) October 13, 2022
それではOPのデンジとパワーのダンスは、モーニング娘。「そうだ we’re alive」と同じ振り付けなのか?
また「そうだ we’re alive」の歌詞使用の詳細について解説していきます。
まずデンジとパワーが勝利のダンスを踊っているシーンですが、これは主題歌の「KICK BACK」の元ネタになっているモーニング娘。「そうだ we’re alive」のダンスに似ています。
「KICK BACK」のダンスのシーンで歌詞は「努力・未来・ア・ビューティフル・スター」となっており、モーニング娘。「そうだ we’re alive」の歌詞と同じです。
You Tubeの動画を参考に添付しますが、4分15秒ぐらいからの振り付けがデンジとパワーが勝利のダンスに似ています。
チェンソーマンの主題歌「KICK BACK」は米津玄師さんによる楽曲ですが、歌詞の中に「努力・未来・ア・ビューティフル・スター」というフレーズがあります。
これは先程も紹介したように、モーニング娘。の「そうだ we’re alive」の歌詞と同じです。
この歌詞の使用許可について、米津玄師さんの担当者からつんく♂さんへ歌詞を使用していいか連絡があったそうです。
つんく♂さんは、今まで著作物の一部使用許可はよくあることだが、すでにビックアーティストの米津玄師さんから使用許可が来たことにつて少し困惑したそうです。
ですがつんく♂さんはこころよく承諾し、実際に完成した「KICK BACK」を聞き米津玄師さんの才能に興奮したと語っていました。
米津玄師さんもこのことに対して、SNSでつんく♂さんに「ありがとうございました!」と感謝の言葉残していました。
ここからはOPの中に散りばめてある映画のネタについて解説していきます。
チェンソーマン見たけどおもろいなw
マジでレザボアドッグスのサンプリングもあってスゲー良かったし、内容もグランジ感漂ってて珍しく感じたわ!!
あとチェーンソー刺さってる犬マジで
かわいい pic.twitter.com/XtkB6aNUKS— rock_with_2U (@rock_with_UU) October 15, 2022
スーツ姿で歩くシーンがありますが、これは1992年のアメリカ映画「レザボア・ドッグス」だと考えられます。
この映画は、犯罪者たちが主役の映画となっておりデンジたちは犯罪者ではないので内容は異なります。
なので元ネタ確定とまでは言い切れないかもしれませんね。
チェンソーマンOPには色々な映画のパロが描かれていて面白かったが一番笑ったのは[悪魔のいけにえ]
この対比は極端過ぎる(笑) pic.twitter.com/T2DtaDlaaY
— OHー拳 (@FJaY1nBHVwK07pR) October 11, 2022
次はデンジがポチタを抱っこしているシーンです。
これは1974年に公開されたアメリカのホラー映画「悪魔のいけにえ」。
映画の内容は、レザーフェイスという殺人鬼がチェンソーを使い人を惨殺していきます。
このシーン「悪魔のいけにえ」では墓荒らしをしているシーンなのですが、後ろの墓標もかなり酷似しているのでこの映画のオマージュであることは間違いないでしょう。
チェンソーマンのOPシーンでは、デンジとポチタの慎ましい様子が描かれていますが、元ネタの墓荒らしとのギャップ凄いです。
チェンソーマンOPの冒頭の岸辺
なんか見たことあるなとモヤモヤしてたけどようやく元ネタ思い出した
『パルプ・フィクション』だわ pic.twitter.com/bPB9qmoo1Z— ガナティア (@ganatia01) October 11, 2022
岸辺隊長が銃口を誰かに突きつけるシーンですが、これは1994年のアメリカ映画「パルプ・フィクション」です。
映画では強盗にあったジュールズが、逆にその強盗に銃を付きつけているシーンになります。
結局、ジュールズは強盗に財布を渡すのですが、財布には「バッド・マザー・フ○ッカー」と書かれていました。
直訳するととても汚い言葉になるのですが、実は逆の意味もあって「最高にカッコいいヤツ」みたいな意味もあるそうです。
もしかすると岸辺隊長のことを比喩しているのかもしれませんね。
最後にOPの中の元ネタについて解説していきます。
OPのこのシーン、絶対ノーカントリーのパロディよなぁ。最高すぎる。
アントン・シガーと暴力の魔人を重ねてくる辺り流石すぎる….
#チェンソーマン pic.twitter.com/kmxoVGQgTG
— 🦋 (@Dear_yurina) October 11, 2022
暴力の魔神が靴を脱ぐシーンがありますが、これは「ノーカントリー」という映画のアントン・シガーと同じ描写です。
アントン・シガーは作中で殺し屋なのですが、主人公よりも目立つ存在でした。
出会った相手をほとんど殺してしまうという狂気の人物で正に暴力の象徴。
それが暴力の魔神と重ねられているのではないでしょうか。
また「ノーカントリー」原作小説の日本語タイトルは「血と暴力の国」です。
録画していたチェンソーマンを先程やっと視聴。
血と臓物飛び散るゴア描写も規制一切なしで今後も期待。OPには映画のパロディがふんだんに盛り込まれていて映画オタクの自分はニヤニヤしながら観ることができた。「アタック・オブ・ザ・キラートマト」の会議シーンのパロディまであったのは笑った pic.twitter.com/Cbt18IEr95— ジャンクマン (@JUNKMAN5555) October 12, 2022
アニメ第1話で登場したトマトの悪魔は「アタック・オブ・ザ・キラートマト」が元ネタです。
OPでも狭い会議室のシーンがありオマージュされています。
アニメのOPではよく見ると右の壁にトマトの悪魔の絵が貼られているので、この映画を参考にしたのは間違いないでしょう。
チェンソーマンOPの元ネタ、『ジェイコブス・ラダー』で天使の息子が迎えにくる場面だ pic.twitter.com/slSyGNlylI
— 惣流・ドルフ・ラングレン弐号機 (@YZNlfuMP8Vbaaoj) October 11, 2022
天使の悪魔が階段に座っているシーンは、1990年公開の「ジェイコブス・ラダー」が元ネタになります。
ジェイコブス・ラダーとは旧約聖書によると「ヤコブの梯子(ハシゴ)」というもので、これは天使が登ったり降りたりする階段のこと。
これが元ネタで階段に天使の悪魔が座っているといった描写が描かれていました。
今回はOPでデンジとパワーが踊っていたダンスや曲について、また映画のオマージュや細かい小ネタについて解説しました。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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