「チェンソーマン」に登場する早川アキは様々な悪魔と契約しています。
その中で、呪いの悪魔カースの能力は刀で敵を刺すことにによって殺す事が可能。
ですが、契約の代償も大きくアキは自身の寿命を差し出していました。
今回は呪いの悪魔カースとアキの寿命や死因について詳しく解説していきますので、興味のある方はぜひ最後までご覧になってくださいね。
早川アキとカース。カースのデザインがわかりません( ´・_・`)#チェンソーマン #chainsawman pic.twitter.com/hBIK0MsF4S
— maaya🐙 (@maaya997) May 11, 2020
はじめに呪いの悪魔カースについて詳しく解説していきます。
早川アキの刀カースは、呪いの悪魔です。
初登場は単行本3巻の序盤で、公安対魔特異4課が無限の悪魔と交戦した際、アキの切り札として刀の存在が言及されました。
しかしその場面では、契約の代償としてアキの寿命がかなり減ることを理由に、姫野に強引に刀の使用を止められます。
その力が初めてお披露目されたのは同3巻の終盤、サムライソードとの戦闘です。
デンジや姫野がやられ、狐の悪魔を持ってしても倒せなかったサムライソードに対し、アキはやむなく刀を使用しました。
やっぱりカースくんなので
スターター引けばいいですね
デンジくんのほうは上に骨盤があるけど
違う個体なのかな??#チェンソーマン pic.twitter.com/tLWLoyKrEU— しとりん(ت)もちち (@mktn1026) March 15, 2020
カース能力は、アキの持つ釘状の刀を3回相手に刺すと、呪いの悪魔が姿を表し相手をはりつけにした上で動脈に噛みつき、殺害するというもの。
その際、アキは刀を対象に向け「打て」と宣言することで、呪いの悪魔がアキの刀を強く弾き、対象に突き刺すことができます。
3回刺せば即死という、作中でも最強レベルの能力を持つ呪いの悪魔ですが、その代償はとても重く、アキは作中序盤ですでに残りの寿命が2年になっていました。
また、作中で呪いの悪魔が使用されたのは、デンジとサムライソードという不死身の武器人間の二人に対してのみであることから、あまり強い印象のない悪魔でもあります。
単行本7巻で、呪いの悪魔はソ連からの刺客であるサンタクロースとも契約していることが判明します。
契約内容は、サンタクロースの体の一部の感覚がランダムで失われる代わりに、通常サイズの小さな釘を対象に4回刺せば、呪いの悪魔が対象をはりつけにして殺害するというものです。
デンジに対して呪いの悪魔の力を使った際には、この契約によりサンタクロースは指の感覚を失い、持っていたハンバーガーを落としてしまいました。
ちなみに、この契約では対象に釘を刺すのはサンタクロース自身である必要は無いようです。
実際に、デンジに4回目を刺して、とどめを刺したのはサンタクロースではなく弟子のトーリカでした。
#チェンソーマン
カースの契約の対価は寿命だから、この対価は人形の悪魔との契約っぽい。 pic.twitter.com/ulaDSaGKWl— 優しいお湯 (@enjoy42104) November 17, 2020
サンタクロースとの契約は、釘を差す際にはアキのように「打て」と宣言する必要もなく、デンジが気づかない程度の力で刺してもカウントされるようです。
これらの契約内容を総合して考えると、アキの大幅に寿命を失う契約と比べかなり優しいものであるように感じますね。
未来の悪魔がアキの悲惨な未来を気に入って格安条件でアキと契約したように、呪いの悪魔も何らかの基準で契約内容を人によって変えているのかもしれません。
ここからはアキの寿命や死因について詳しく解説していきます。
【チェンソーマン】早川アキくん、残りの寿命が2年なうえに狐の悪魔も召喚できなくなってしまう・・・ https://t.co/5t1OCfm211 pic.twitter.com/5tvXiwY6cj
— 2ちゃんねるまとめサイトbot (@2chmtb) July 16, 2019
単行本4巻の時点で、アキの寿命は2年とカースから告げられています。
アキは呪いの悪魔を使うことをバディである姫野に強く止められており、刀を頻繁に使用していたとは考えにくいです。
そのため、呪いの悪魔は一度使うだけで非常に多くの寿命を失ってしまうということがわかります。
残りの寿命を知ったアキは、それ以降呪いの悪魔を使用することを控えているため、少なくとも2年以上の寿命が失われるのは確かでしょう。
ちなみに、この後アキは、触れると寿命を吸い取られて武器にされてしまうという天使の悪魔を救うために天使の悪魔の体に触れたので、さらに2ヶ月寿命が吸い取られています。
そのため、作中終盤でのアキの寿命は1年10ヶ月になってしまいます。
しかし、これはあくまで「寿命」であり、死ぬまでの残り時間を示しているわけでは無いようです。
実際、寿命が告げられてから1年もしないうちに、アキはマキマに利用され、銃の魔人となりチェンソーマンに殺されることとなります。
いや、呪いの代償と天使に触れた分であと1年と10ヶ月の寿命があったじゃん
早パイは………
まさかモブに紛れて地味〜に銃の悪魔に殺されてるとは思わないじゃん………未来の悪魔くんさぁ………‼︎
デンジに殺される前に銃の悪魔に殺されてんじゃん……未来最高#wj31#チェンソーマン pic.twitter.com/KWWP3ZuIuv
— あまぺり (@amaperi8042) July 6, 2020
上記したように、アキは銃の魔人となりデンジの手によって死亡するのですが、正確な死因は銃の悪魔による銃撃に巻き込まれたというものです。
単行本9巻では銃の悪魔に殺された人の名前が十数ページに渡って羅列されているのですが、よく見ると、そこには早川アキの名前が記載されています。
また、悪魔が魔人になるためには人間の死体を乗っ取る必要があり、銃の悪魔がアキの体に入り魔人となれたのは、アキが銃の悪魔の銃撃で死亡しているという何よりの証拠でしょう。
銃の魔人となったアキがデンジや街の人々を攻撃していた時、アキは頭の中で周りの人と雪合戦をしているという感覚だったようです。
魔人になった人間の人格は悪魔であるというのがチェンソーマンの世界での常識ですが、このシーンの銃の魔人の人格は、まだ銃の悪魔ではなく、アキのものだったのかもしれません。
そう考えると、銃の魔人を止めようとしたデンジの表情や、決着がついた後の空を見上げる描写がさらに切なく、苦しいものに感じられます。
アキの死は未だにファンの間で語り継がれるトラウマシーンです。
しかしそれまでの「早川アキ」というキャラクターの描かれ方と、この悲劇的な結末こそが、チェンソーマンを素晴らしい作品たらしめる大きな理由の一つであることは間違いないでしょう。
今回は、呪いの悪魔カースとアキの寿命や死因について解説しました。
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