地獄楽花化とは?目的や花人間は強いのかについても

地獄楽

地獄楽では、人間が花になってしまう奇妙な現象“花化”があります。

人間は何が原因で“花化”してしまうのでしょうか?

また物語が進むに連れ、花人間の存在も明らかになっていきます。

今回は「花化とは?目的や花人間は強いのかについても」と題して、花化の秘密についてい解説していきます。

「地獄楽」花化とは?花人間になる原因についても

それでは、花化してしまうとどうなってしまうのか?花化する原因について解説していきます。

花化した与力(よりき)

極楽浄土の島に上陸し調査した与力は唯一島から生還した人間、与力以外の調査団60名は、行方不明のまま。

帰還した時にすでに与力の体には蕾ができていましたが、それが開花し花化してしまいました。

体の至るところに花が咲き、枝のようなものも生えています。

意識はありませんが、意味不明な独り言をつぶやいてしましたが会話することは不可能。

与力がこのような姿に変わり果ててしまったため、島で一体何があったのか分からない状況でした。

島に生息するヤバい虫

島には非常に凶暴は化け物が生息していますが、島で本当にヤバいのは虫の方です。

人の顔をした蝶で、化け物の周りを飛んでいますが巣や習性も不明。

鱗粉には幻覚作用や毒も含まれるようです。

この情報がくれたのは、杠(ユズリハ)なのですが、茂籠 牧耶(もろ まきや)をうまいこと言いくるめ実験台にしたとのこと。

ちなみにムカデは死肉しか食べないため、ほっておいても平気なようです。

杠は茂籠を実験台にしていましたが、彼も最終的に花化しており無残な最期を終えていました。

人間が花化する原因

人間が花化する原因が分かったのは原作漫画1巻の第6話。

巌鉄斎(がんてつさい)と付知(ふち)が島を探索している時でした。

先ほど解説した人面の蝶が、いつの間にか巌鉄斎の手の甲を刺していたのです。

瞬間的に危険と判断した巌鉄斎は自ら手首を刀で切り落とします。

すると切断した手は、みるみる花化していったのです。

与力もこの人面の蝶に刺されたことにより、花化してしまったと考えられます。

「地獄楽」人間を花化する目的

人間を花化する目的は、仙薬にするためです。

人間が花となった命が仙薬の源となります。

仙人たちは仙薬のことを“たん”と呼び、“たん”は生きている人間からしか抽出することはできません。

人間が花化し、その後“たん”が吸収され仙人たちが回収します。

仙人にとって“たん”は命の源であり、それを飲むことににより死ぬこともなく老いず永遠に美しい体を保っているのです。

「地獄楽」花化した人間は強くなる?

ここまでは、花化してしまうと仙薬に材料になってしまうと解説しましたが特異な点もあります。

普通の人間と花が融合して花の“氣(タオ)”が勝つと花化してしまいます。

ですが“氣(タオ)”を操作することができ、両方のバランスが取れるようになると花の力を得ることが可能。

つまり花化を調整することができれば、天仙様と同じように再生能力を得ることができます。

なので“氣(タオ)”さえ無くならなければ、体を損傷しても元通りに修復することができるのです。

「地獄楽」花化して強くなった人間は?

花と融合し、強くなった人間は3人存在します。

その3人の解説と融合した経緯についても解説していきます。

亜左弔兵衛(あざ ちょうべえ)

弔兵衛が花と融合したことが分かったのは原作コミック4巻30話。

天仙の直属の部下である道士との戦いで明らかになります。

道士は弔兵衛の首を掻き切り、倒したかと思われました。

しかし弔兵衛は花の再生能力を獲得していたため復活、逆に油断していた道士の顔を引きちぎりました。

実は弔兵衛、天仙との戦いで“花穴”(花化してしまう穴)に落とされ、そこで花と混じっていたのです。

道士との戦いで弔兵衛の“氣(タオ)”は、どんどん大きくなり再生能力もアップ、形勢は逆転し道士を倒しました。

殊現(しゅげん)

殊現は完成した仙薬を飲んで花と融合。

殊現は仙薬にただならない妖気を感じ、毒味をしました。

口に含んだだけですぐ吐き出し、舌先に違和感は感じないため害はないと判断。

ですが後に目の色が変わり、激しい動悸に見舞われます。

切られた腕からも血が出ることもなく、致命傷を負っても痛みは薄く普段と変わらず動くことが可能になりました。

画眉丸

画眉丸が完全に花化したのは、蓮(リエン)が最終形態の“真仙”になった戦いの最中。

忍術を使い蓮を背後から火だるまにしましたが、蓮の再生能力の影響を受けあっという間に花化してしまいました。

その後、佐切の荒治療で画眉丸は復活を果たすのですが、若干若返っていたようでした。

画眉丸だけは、再生能力などの描写がなかったので強くなっていたかは不明ですがおそらくパワーアップしていたはずです。

まとめ

今回は、花化とは何なのか?目的や花人間についても解説しました。

  • “花化”の症状は体の至るところに花が咲き意識はないが意味不明な独り言をつぶやく
  • 島で本当に危険なのは人の顔をした蝶で刺されると花化してしまう
  • 人間を花する目的は仙薬にするためで仙人の命の源になる
  • “氣(タオ)”を操作し、両方のバランスが取れば花の再生能力を得ることが可能
  • 花人間になり強くなったのは弔兵衛・殊現・画眉丸の3名

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