「チェンソーマン」の主人公であるデンジ。
そんなデンジの名前の由来は何なのでしょうか?
実はデンジの名前の由来には「アバラ」という漫画作品が深く関わっています。
今回はデンジの名前の由来や「アバラ」との関係、そしてチェンソーマンの元ネタや映画のオマージュについて解説していきます。
はじめにデンジの基本情報を紹介し、彼の名前の由来について解説していきます。
めちゃくちゃカッコよかった、、、
#チェンソーマン #chainsawman pic.twitter.com/JkPX5B9alV— いねむりまりも (@am88121) October 12, 2022
デンジの年齢は16歳、両親はすでに他界しており幼い頃から一人で生活してきました。
家族がいないデンジは、ヤクザにデビルハンターとしていいように使われており極貧生活を送っていました。
ですがそのヤクザが「ゾンビの悪魔」と契約し、ゾンビの悪魔はデビルハンターが嫌いという理由でデンジはゾンビたちに殺されてしまいます。
ですが、一緒に生活していた子犬のような悪魔ポチタが、デンジの心臓と融合し復活を果たしました。
ポチタと融合したデンジの胸には、スタータハンドルがありそれを引くことによってチェンソーマンに変身することができます。
チェンソーマンになったことでゾンビの悪魔を倒したデンジはその後、公安のマキマに拾われ正式にデビルハンターになりました。
デンジの名前の由来は「天使」です。
天使は悪魔と対象的な名前で悪魔と戦う存在、その天使をカタカナにして濁点を付けたのが「デンジ」になります。
この名前の由来については、2021年に開催されたジャンプのイベントで藤本タツキ先生がインタビューで答えていました。
#元にした作品とそのオマージュを貼る アバラとチェンソーマン pic.twitter.com/c9TuNWLehp
— 伊勢の人@舞鶴 (@hodenyasudaira) April 10, 2021
その他にも作者の藤本タツキ先生は、チェンソーマンはポップな「アバラ」を目指していると言及していました。
「アバラ」とは、2005年6月号から2006年4月号までウルトラジャンプに掲載されていた作品。
謎が謎を呼ぶ、かなりハードなダークSF漫画です。
その「アバラ」の主人公が駆動電次(くどうでんじ)という名前で、チェンソーマンのデンジと同じになります。
また駆動電次が作中で変身する黒ガウナは、覚醒したチェンソーマンにかなり酷似しており、藤本タツキ先生は「アバラ」に色濃く影響を受けていると考察されます。
ここからは「チェンソーマン」の元ネタになった映画やオマージュシーンについて解説していきます。
食肉鉤虐殺事件BANされちゃったのか……めっちゃ撃ったしめっちゃ撃たれもしたし、すげー強かったもんなあこのカード。『悪魔のいけにえ』モチーフなのがイカしてて好きだった。 pic.twitter.com/OVtgSgvT1A
— でるた (@delta0401) October 11, 2022
藤本タツキ先生は、単行本ごとにコメントを残しています。
例えば2巻であれば「悪魔のいけにえ大好き!」といったコメントです。
そのコメントほとんどが映画に関するもので「悪魔のいけにえ」もアメリカのホラー映画。
レザーフェイスという殺人鬼が、チェンソーを使い人を惨殺するシーンは恐怖しかありません。
おそらくこれが、チェンソーが怖いものという認識を作中では持っているのではないかと考察されます。
ちなみにチェンソーを使う殺人鬼は、ジェイソンと勘違いしている方も多いかもしれません。
しかしジェイソンは、チェンソーを武器として使ったことはなく、むしろチェンソーで反撃されています。
#映画史に残るカッコ良い登場シーン
「ヘルボーイ」のクロエネン登場
こんなんぜったいつよい pic.twitter.com/pVzhMzLA8d— 平野耕太 (@hiranokohta) April 28, 2020
サムライソードの元ネタになったのは、映画「ヘルボーイ」のクロエネンだと考えられます。
クロエネンはナチストップの殺し屋で、常に防毒マスクをつけているのが特徴。
サムライソードと同じく、殺されても死なないという不死の身体をもっています。
トンファー型の剣を使い、超人的な身体能力で敵を切り刻み、弾丸を剣で弾き返すなどの能力を有しています。
シャークネードのオマージュする所でサメの悪魔を敢えて低クオリティCGにするのは面白そうかな〜と思ってた。けど改めて観たらシャークネードってCGのクオリティ高いじゃねぇか! pic.twitter.com/9yA3EHRmiN
— らっとむ (@nothingnes_life) October 12, 2022
チェンソーマンの作中では、デンジがサメの悪魔であるビームにの上に乗って戦うシーンがあります。
これはおそらく映画「シャークネード」のオマージュだと考えられます。
シャークネードの内容は、竜巻の中に入ったサメが街を襲うという物語で主人公はチェンソーを武器にそのサメと戦います。
ちなみにチェンソーマン第49話タイトルが「シャークネード」となっているので影響を受けているのは間違いないでしょう。
ここからはチェンソーマンの作中シーンで元になった映画を解説していきます。
哀しき獣
延辺で働く男が、借金返済の為に請負った殺人を果たす為、また出稼ぎから帰って来ない妻を探す為、韓国に密入国する…というノワール映画。…何回観てんだろw 食べる・走る…ジョンウ演じる主人公の生々しさが◎ ボスなのに体張ってターミネーター並に不死身なミョン社長…斧に牛骨。最高っす pic.twitter.com/hILrtP7tpT— aya (0165) (@ProdigyAyaKeith) September 26, 2020
映画「哀しき獣」は2010年に公開された韓国のサスペンス映画で「チェイサー」のナ・ホンジンが脚本・監督を務めました。
その中で主人公のグナムが、ラーメンとフランクフルトを注文するシーンがあります。
チェンソーマンでもデンジがサービスエリアで、うどんとフランクフルトを頼むシーンは哀しき獣を参考にしたと考えられます。
#オタクにオススメしたい映画を一本あげる
「女ガンマン皆殺しのメロディー」
はっきし言って、ストーリーはあんま面白くない。
しかし、ラクウェル・ウエルチの裸ポンチョはレジェンド。まじレジェンド。 pic.twitter.com/ihCJEo3fOj— 飯 高順 (@debujunkun) November 14, 2016
女ガンマン皆殺しのメロディーは、1971年公開のイギリス映画でレクエル・ウェルチ主演による西部劇です。
チェンソーマンの第49話「皆殺しのメロディー」ではタイトルが映画と同じであることがわかります。
また扉絵のレゼのポーズも映画の主人公と似ているため、これも女ガンマン皆殺しのメロディーをオマージュしたものだと考えられます。
今回はデンジの名前の由来や「アバラ」との関係、そしてチェンソーマンの元ネタや映画のオマージュについて解説しました。
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