バックトゥザフューチャーPART1で、博士ドクとマーティの会話の中で
タイムマシンのデロリアンがタイムトラベルに必要なエネルギー(電力)について話していました。
ドク「1.21ジゴワット!?無茶苦茶だ!」
マーティ「ジゴワットって一体何なの!?」
とう言う会話のやり取りがあったのですが、私もジゴワットという電気の単位は聞いたことがありませんでした。
私は電気関係の仕事をしているので、そこそこ電気の知識はある方だど思っていましたが、分からなかったので調べてみると面白い事実がわかりました。
今回は、ジゴワットという電気の単位と実際、雷が1.21ジゴワット(ギガワット)の電力を発生出来るのか調べて見ました。
最後まで見ていたでければ嬉しいです。
#フィギュア万事屋フォトコン
テーマ「好きな作品の一番好きなシーン」1.21ジゴワットの電流を受け、1985年へ― pic.twitter.com/YN5e6kcVMA
— ブランドー (@brando_ugo) August 5, 2018
調べてみたのですが、ジゴワットという電気の単位はありませんでした。
それではなぜジゴワットという単位が使われたのでしょうか?
映画なので、オリジナルまたは空想の単位なのでしょうか?
どうやら答えは、ジゴワットはギガワット(GW)の間違いだったそうです。それではなぜジゴワットとギガワットを間違えてしまったのでしょうか。
タイムマシンのデロリアンをタイムトラベルさせるために必要なエネルギーが1,21ジゴワットという電力の単位を映画の中では使っていますが、実はギガワットという正しい単位を使う予定だったそうです。
脚本家のボブ・ゲイルという人が、実際は「GIGA WATT」ギガ ワット書くべきだったところをスペルを「JIGO WATT」ジゴワットだと勘違いして脚本に書いてしまったのが原因です。
今でしたら、スマホや家電などでも「ギガ放題」「ギガバイト」など結構、耳にしますが当時の人には馴染みが無かったでしょうから周りも気づかなかったのでしょう。
これが、ギガワットがジゴワットになった理由です。
BACK TO THE FUTURE!
マーティは、1955年では用意することのできなかった1.21ジゴワットの電流を雷で応用し、文字通り元いた1985年の未来へと戻るのであったごめんグーフィーは気にしないで pic.twitter.com/IDSw8kxd3F
— ☄こ や ま ゆ☄ (@koyama666) September 28, 2014
1.21ギガワットとは、どのくらいの電気なのでしょうか?まずギカ(G)の単位ですが。
分かりやすく1ギガワットにします。
1GW=1,000MW(メガワット)=1,000,000KW(キロワット)=100,000,000W
1ギガワットは10億ワットになります。
これ以上は、ちょっと難しくなるのでここまでにしますが、よくわからないという方は
「メガスラッシュ」より「ギガスラッシュ」の方が強いので、ギガの方が大きいというぐらいで思っていたたければよろしいかと。
ちなみにドラゴンクエストの特技、ジゴスパークは、地獄と「ジゴワット」を掛けたという説もあります。
落雷時の電圧は200万~10億ボルト、電流は1千~20万、時に50万アンペアにも達と言われています。
瞬間的な電力ではありますが、平均的な落雷で900GW(ギガワット)になるそうなので、いかに雷のパワーがすごいのかがわかります。
ですので、タイムマシンデロリアンがタイムトラベルに必要な電気量1.21ギガワットは落雷のパワーで十分足りることになります。
バックトゥザフューチャーPART1で、博士ドクとマーティの会話の中に出てきたジゴワットという単位はありません。
ジゴワットはギガワット(GW)の間違いで、その原因は脚本家のボブ・ゲイルが、実際は「GIGA WATT」ギガ ワット書くべきだったところをスペルを「JIGO WATT」だと勘違いして脚本に書いてしまったことが原因でした。
また、1.21ギガワットの電力は、落雷のパワーで十分足りることがわかりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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