鉄血のオルフェンズ・オルガイツカの死亡ネタはなぜ?止まるんじゃねぇぞについても

鉄血

機動戦士ガンダム「鉄血のオルフェンズ」の登場するオルガ・イツカは鉄華団団長で団の父親的な存在。

オルフェンズの主人公である三日月と並ぶ、もう一人の主人公と言っても過言ではありません。

そんなオルガですが「鉄血のオルフェンズ」第48話で死亡してしまいます。

その死亡シーンは現在でもネタにされており「鉄血のオルフェンズ」は知らないが「止まるんじゃねぇぞ」というセリフは知っている方も多いかもしれません。

今回は、なぜオルガの死亡シーンがネタにされてしまったのか詳しく解説していきます。

「鉄血のオルフェンズ」オルガ・イツカの死亡はなぜネタに?

ここからはオルガ・イツカの死亡シーンがなぜネタにされているのか解説していきます。

第2期から話がガラッと変わった

第1期は物語の展開も早く勢いがあり、とても好評でした。

主人公やモビルスーツもカッコよく描かれており、1期の最終話では覚醒した主人公が強敵グレイズ・アインを倒し比較的、優勢な立場でした。

ですが第2期からは、その立場がガラッと逆転してしまいます。

敵組織のギャラルホルンはチート武器のような兵器を使いだし、鉄華団はほとんどやられてしまいます。

そんな中、オルガも死亡してしまい視聴者からの顰蹙はひどかったようです。

ですが問題はこれだけではなく、オルガの死亡シーンがツッコミどころ満載でした。

死亡フラグが多かった

オルガは指名手配されているのにもかかわらず外に出たり、変装はおろか姿を隠そうとする素振りもありませんでした。

その割に護衛は少なく、その護衛もなんか静かですね」という露骨な死亡フラグを立てていました。

案の定、護衛は打たれ何も出来ず、オルガは一緒にいたライドという少年を庇い、蜂の巣にされ死亡してしまいました。

疑問だったのがすぐ隣に身を隠すことの出来る車やビルもありましたが、そこには移動せずただただ打たれてしまうだけ。

また、打たれている時の音が妙に安っぽく感じ緊迫感がかけていました。

そもそもライフルは人体を余裕で貫通するので、かばう意味があるのも疑問が残りました。

すぐに手当をしなかった

鉄血のオルフェンズの設定では医療技術が非常に発達しているにも関わらず、誰も緊急処置をしようとしなかったことです。

例えばアイン・ダルトンは内蔵を損傷していましたが、生命維持装置で生かされていました。

このように迅速に処置を施していれば、助かった可能性が高かったのかもしれませんね。

ただオルガが致命傷を負っていたので、護衛達はパニックになってしまったのかもしれません。

倒れた時のポーズ

ネタにされた一番の原因は、オルガが倒れた時のポーズです。

その時のポーズが完全にサタデーナイトフィーバーのポーズだったため、格好のネタにされてしまいました。

さらにその時BGMで流れたフリージアもネタにされた挙句、オルガの声優さんの迫真の演技もネタにされてしまいました。

ツッコミどころ満載のシチュエーション以外は、無駄に完成度が高かったのもネタにされた要因です。

オルガネタが大きくなった理由と止まるんじゃねぇぞについて

ここからはオルガの最後のセリフ「止まるんじゃねぇぞ」について解説していきます。

「止まるんじゃねぇぞ」とは?

そもそも「止まるんじゃねぇぞ」とは何なのでしょうか?知らない方のために念の為に解説しておきます。

これはオルガ・イツカが死亡する直前に鉄華団の仲間に向けて言った最後のセリフです。

オルガは銃で打たれますが、その後立ち上がり歩きはじめます。

そしてこんなセリフを言います

止まらない限り道は続く、俺は止まらない!お前たちが止まらな限り俺はその先にいるぞ!だから止まるんじゃねぇぞ

このセリフを言い残しオルガは死んでしまいます。

ではどうしてオルガのネタがここまで大きくなってしまったのでしょうか?

実はフリージア歌ったUruさんもオルガネタを知っていたらしく、Twitterでまさかの止まるんじゃねぇぞを発言していました。

さらにはオルガの声優さんもオルガ絡みでネタにされた事がしばしばあったらしく、内心複雑だったようです。

オルガの死亡は初めから決まっていた

ちなみにオルガの死亡は最初から決まっていたらしく、他にも死亡案があったそうです。

それは「仲間にジュースをおごるといって単独で買いに行って撃ち殺される」というものでした。

誰が考えてもこれはちょっとひどすぎですよね。

しかもこの死亡案をボツにした理由は「自動販売機が世界観に合わないから」だったそうです。

多くの方からから「それ以前の問題だろ!?」と突っ込まれそうですが、いずれにしてもオルガがネタにされることは避けられなかったようですね。

あまりにも呆気ない死亡シーンだったので、一部の視聴者からは生きてるのではと思われていましたが普通に死亡していました。

オルガの死亡ネタに一部のファンは不快感を覚える

ここまでオルガの死亡がなぜネタにされたのか解説しましたが、一部のファンの方は不快に思っているようです。

私自身もその一人ですが、あまりいい気持ちにはなれませんでした。

オルガの死亡シーンはあっけなく、ただ銃で撃たれて殺されただけで地味に見えるかもしれません。

ですがオルガの死はライドへと命を繋ぎました。

それはオルガを助けたビスケット、クーデリアを守ったフミタン、タカキを庇ったアストンと重なりました。

オルガはどう死んだのではなく、誰に命を繋いだのかという視点から見ると見方も変わってくるかもしれませんね。

オルガは孤児であり、鉄華団という家族のために戦い続け死亡しました。

なので感動のシーンがネタに使われることを、不快感に思う人もいるのでネタを使う際には注意が必要と言えます。

まとめ

今回は「鉄血のオルフェンズ」のオルガ・イツカの死亡はなぜネタになったのか?また「止まるんじゃねぇぞ」のセリフについて解説しました。

  • オルガの死亡シーンはツッコミどころが満載だった
  • ネタにされた一番の原因はオルガが倒れた時のポーズ
  • 「止まるんじゃねぇぞ」とはオルガが死亡する直前に鉄華団の仲間に向けて言ったセリフ
  • オルガの死亡は最初から決まっていた
  • オルガネタの取扱には注意が必要

最後までご覧頂きありがとうございました。

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