「電験三種の試験に合格して、転職したら年収一千万円ぐらい貰えるのかな!?ぐへへへ….。」
残念ですが、いきなりそんなに沢山はもらえません。
ですが、可能性はあります。
私が転職して電気主任技術者になってから、他の電気主任技術者さんと仲良くなり、年収をこっそり教えてもらいました。
なぜ、このようなブログを書こうと思ったかというと、実際に私が電験三種の資格取得のため勉強をしているときに知りたかったからです。
毎日毎日勉強しても、なかなか合格できない時もありました。そんな時ってモチベーションもどうしても下がりがちですよね。
そんな方のやる気が、少しでも上がってくれればと思い書くことにしました。
ちなみに私の働いている都道府県の平均年収(男性44歳で)は、だいたい430万円~450万円です
う~ん….ワースト10位内に入ってますね(知らなかった)
私の実際の経験と現場の声なので是非参考にして下さい下さいね。
まず実務経験の定義ですが、とても簡単に言うと第三種電気主任技術者の試験に合格してから5年間の修行が必要です。
この5年間の実務経験積むと、高圧需要家(病院・工場・学校・お店)など複数の電気設備の保安管理をすることができます。
私は、まだ5年間の実務経験がないので選任になります。
選任というのは、ある一定の電圧がかかる電気設備を所有している事業所は電気主任技術者を常駐させなせればならないという法律があります。なので今の私は会社員になります。
実務経験無しの実際の体験談ですが。
◎設備会社の時の年収は、約380万(36歳時)←前職
◎選任の事業所での電気主任技術者の年収は、約500万(39歳時)←現職
年間約120万、月10万アップは大きかったです。同級生とくらべてもいい方だと思います。
みんなだいたい350~450万くらいなので。
しかし!「電験3種とってもそんなもんか~」と思う人もいるかもしれません。
それでは実務経験、有りの場合を見てみましょう。
5年間の実務経験がある場合、二つの選択肢があります。
1つ目は会社員、2つ目は独立(個人事業主)することです。それぞれ見ていきましょう。
1つ目は会社員、たとえば○○電気保安協会などに就職すると40歳で約800万円ぐらいだそうです。
ちなみにその方は、高校卒業後からずっと勤めている方です。
もし私が実務経験をとって○○電気保安協会に就職できた場合はどのくらいもらえるか聞いてみると。
「たぶん、年収600万~700万はいくんじゃなかな~」
とおっしゃっていました。
ただ、転勤があるので持ち家がある方にはキツイですね。転勤がなければ喜んで行きます(笑)
独立して個人事業主になった場合はどうでしょうか?
私の知り合いの個人事業主の電気主任技術者さんは、5名ほどいて年齢が40歳~74歳。
年収は約600万円~1300万円ぐらいで、平均すると約800万円です。
全盛期の時は1500万円稼いだこともある方もいます。
ですが独立したての2~3年は物件が少なく、増えるまではアルバイトなどをして生計を立てていたそうです。
なのである程度の貯金も必要とのことでした。
電気主任技術者の年収は、高い方だと思います。
実務経験をとると、もっと高くなるでしょう。
独立すると、1000万円プレーヤーも夢ではありません。
というのが、私の感想で私自身も年収があがりました。
そして、主任技術者の仕事は基本的に電気室の点検業務なので危険は伴いますが、点検作業自体はそこまでキツイ仕事ではないため、健康であればいつまでも働ける仕事です。
また時間にも余裕があります。
ある方は、年収600万あれば十分なようで、物件をたくさん所有せず月15日だけ働き、あとの半分は自分の趣味の時間、あるいは家族と過ごす時間にあてている方もいらっしゃいます。
ということで今回は、電気主任技術者の年収について書いてみました。
少しでも、電験三種の勉強をされている方のモチベーションアップにつながることを心より願っています。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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