「鉄血のオルフェンズ」でマクギリスは死に際に「お前は俺にとっ…」となにか言おうとしますがガエリオに止められてしまします。
最後マクギリスがガエリオに言おうとしていたセリフは何だったのでしょうか?
また2人の掛け合いでガエリオの言った「許してしまうかもしれない」のセリフの意味も気になるところです。
今回はマクギリスが最後に言おうとしてガエリオに止められたセリフと、2人の会話の内容について解説していきます。
まずはじめにマクギリス・ファリドの過去や目的、そしてどのような人物なのか解説していきます。
【鉄血のオルフェンズ】マクギリスの過去に何があったのか、考察してみよう https://t.co/9rlKuaGIMA pic.twitter.com/6UeDdwDEYe
— ガンダムあんてな (@kurita230611) February 11, 2017
マクギリスも三日月たちと同じくオルフェンズ(孤児)でした。
幼少期のマクギリスは、ファリド家の当主であるイズナリオから男娼(男の娼婦)として買われ性的虐待を受けていました。
マクギリス周りの男娼とは違い、優れた才能を開花しはじめ正式にファリド家の養子として迎えられました。
ですが養子になってからもイズナリオの虐待は続き、絶望的は少年時代を過ごしました。
このような幼少期の経験から「愛・友情・信頼」などの生ぬるい感情は、怒りの中で生活してきたマクギリスには残念ながら届かなくなってしまうのでした。
マクギリス「バエルを起動できればギャラルホルンを掌握できるなんて都合のいい話あるわけないだろ。真面目に働いて友達と一緒に組織を正していこう。」#あの物語を序盤で終わらせてください pic.twitter.com/wtakYJigaz
— KUROSIRO (@kurosiro0801) November 15, 2021
最悪な少年時代を過ごしていたマクギリスですが、本で知った「アグニカ・カイエル」の思想に共感し、あることを目指すようになります。
アグニカ・カイエルとは、厄祭戦時に思想や生まれに関係なく戦争終結のため仲間を集めギャラルホルンの前身となる組織を作った人物です。
アグニカ・カイエル自身もガンダムバエルに搭乗し激戦をくぐり抜けたことから、バエルにはアグニカ・カイエルの魂が宿ると言われています。
アグニカ・カイエルに執着していたマクギリスは、バエルを手に入れ操縦することで組織の理念や権力を示そうとしていたのです。
少し話がそれましたが、マクギリスはアグニカ・カイエルの思想と同じく、生まれに左右されない純粋な力で優劣が決まる世界を作ること目指しました。
この3人幼馴染みだったのーー!!!
ほんでマクギリス絶対なんか過去にあるわ!! pic.twitter.com/vFmal8QhSk— ぎっちょ (@gittyo_ss0812) February 14, 2016
マクギリス・ガエリオ・カルタの三人は幼馴染です。
幼い頃から三人はよく集まり、遊んでおりカルタはマクギリスのことが好きでした。
成人してもカルタのマクギリスに対する思いは変わっておらず、2人で話をするとには頬を赤く染める場面も見受けられました。
ですがマクギリスは、幼少期の経験から愛や友情などの感情には疑いを持っており、立ちふさがる物を倒し服従させることが最も重要であるという考えを持っていました。
なのでマクギリスは、幼馴染のガエリオやカルタまでも自身の目的のため利用し、殺すことも躊躇しませんでした。
ここでは、マクギリスとガエリオの最後の会話の内容をおさらいしておきましょう。
【鉄血 49話】マクギリスのガエリオへの最後の台詞は何を言いかけたのだろう https://t.co/UU6CzgBSvW pic.twitter.com/3uM5PaJvwm
— ガンダムあんてな (@kurita230611) March 26, 2017
ガエリオ「まだ死ぬな俺を見ろマクギリス。見ろお前が殺した男だ、そしてお前を殺した男だ!ちゃんと俺を見ろ!お前を友と信じその思いを裏切られ、信頼する仲間たちを奪われた。」
マクギリス「言われずとも見えているさ、いや見えていながら見えないふりをしていた。お前たちを否定しなければ、俺は前に進めなかった。お前たちといるとずっと抱いていた思いが揺らいでいくようで、目をそらした。アルミリアも幸せにすると約束した。」
ガエリオ「そんなもの偽りの幸せだ!」
マクギリス「幸せに本物と偽物があるのか?」
ガエリオ「そんなことも分からないのか!?」
マクギリス「なぜ泣く?ガエリオお前は俺にとっ…」
ガエリオ「言うな!お前が言おうとしている言葉が俺の想像どうりなら、言えば俺は許してしまうかもしれない!頼む言わないでくれカルタやアインのために俺はお前を!さらばだマクギリス。」
「鉄血のオルフェンズ」第49話『マクギリス・ファリド』より引用
感動するシーンでしたが、マクギリスが言おうとしていた最後のセリフは何だったのでしょうか?
次の項目で解説していきます。
ガエリオに最期の言葉を言わないでくれと言われた時マクギリスも薄っすらと泣いてるのよね…これ懺悔か後悔か真意はわからないけれどでもマクギリスがどこまでも少年であるなら生涯たった一人の友に許してもらえないんだなって涙なのかなと思うとおつらい… pic.twitter.com/1tC2yQT6dV
— ネゴ (@otekisasu) March 26, 2017
マクギリスが最後ガエリオに言おうとしたセリフは「俺にとって生涯ただ一人の友人だった」です。
実はこのセリフ、1期のラストでマクギリスがガエリオを殺した後にも言っていました。
(※ガエリオは一命を取り留めます)
この時マクギリスは、この言葉に偽りはないと言っているので本当にガエリオのことを「友達」と思っていたようですね。
ガエリオとマクギリス良かったわ… pic.twitter.com/8Hq96WFsAQ
— ミヤビ (@msy_37a) March 30, 2022
「許してしまうかもしれない」のセリフの意味を解説していきます。
マクギリスの言おうとしていたセリフが「俺にとって生涯ただ一人の友人だった」なので「許してしまうかもしれない」というガエリオの言葉も辻褄が合います。
なのでガエリオはそのセリフを言わせない為に「言うな!」と、さえぎったのです。
「俺にとって生涯ただ一人の友人だった」と言われていまうとガエリオはマクギリスのことを許していたかもしれません。
ですが、マクギリスの目的のために犠牲になったカルタとアインのことを考えると、決して許されることではないと思ったからです。
今回はマクギリスからガエリオへの最後のセリフと、ガエリオの「許してしまうかもしれない」の意味について解説しました。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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