機動戦士ガンダム「鉄血のオルフェンズ」に登場した兵器ダインスレイヴ。
ダインスレイヴは終盤から突如現れ、驚異的な猛威を振るい戦況を一変させました。
あまりにも強いため視聴者からは
「ダインスレイヴは強すぎていらない」
「ダインスレイヴはご都合主義でつまらない」
といった意見が多く挙げられました。
今回は、そんな物議を醸しだしたダインスレイヴについて詳しく解説していきます。
はじめにダインスレイヴの基本情報について解説していきます。
ダインスレイヴ、
あの鉄槌が鉄華団を追い込んだ。 pic.twitter.com/ilcJRTPsZC— タカアキ・ヤジマ㌠ (@Takaaki_gundam) March 18, 2022
ダインスレイヴの名前の由来は、北欧神話に登場する「魔剣ダーインスレイヴ」一度、鞘から抜くと生き血を吸うまで鞘に収まらないという恐ろしい魔剣です。
ダインスレイヴは専用弾頭(巨大な金属製の針)を電磁気力の力で加速して撃ち出すレールガン(電磁投射砲)。
厄祭戦の時に対モビルアーマー用として使われていた兵器です。
非常に高い威力を持っており、モビルスーツに当たれば木っ端微塵に、軍艦のナノラミネートアーマーですら貫通する代物。
衛生軌道上から地上へも攻撃が可能で、着弾地点は地形が大きく変わってしまうほどの破壊力を持っています。
ダインスレイヴ…..?
う….頭が…. pic.twitter.com/m5akk0mzRA— シノ (@asw_g_1) March 18, 2022
ダインスレイヴの使用は条約で禁止されています。
あまりにも威力が強く、沢山の人の命を奪ったことから非人道的な兵器と位置づけられました。
厄祭戦後も人間同士の戦争で使用され、ただでさえ厄祭戦時に減った人口がさらに減る事を恐れたギャラルホルンが禁止兵器に認定しています。
ですが、ギャラルホルンの最高階級であるセブンスターズはこの兵器を使用する権限を持っています。
ここからはダインスレイヴは必要だったのか?また作中での運用場面について解説していきます。
(ダインスレイヴがトレンド入りしてるから何かと思ったら。ちゃうんかーい) pic.twitter.com/FVLoM4NUYS
— アーレム(みくろん) (@shAuik3Q7Ko05EN) March 18, 2022
このダインスレイヴという兵器必要だったのでしょうか?
初めて見た時に「えっ!?」と思ってしまったのは私だけではないはず、悲しいことにガンダムの存在がかすみました。
特に強力な武器が出てくるのはいいのですが、鉄血のオルフェンズの設定をおかしくしてしまった兵器と言っても過言ではないでしょう。
せっかくビーム兵器が無効化され、モビルスーツ同士の肉弾戦が売りっだったのにも関わらずそれが根本から崩壊してしまいました。
厄祭戦のときに活躍したのはガンダム・フレームではなく、ダインスレイヴでモビルアーマーを倒していたなら初めからガンダムいらないって話になりませんかね?
結局そのフローもなく終わってしまったので、ダインスレイヴへの批判が多くなったのでしょう。
機動戦士ガンダムのモビルスーツの性能は? : 【鉄血のオルフェンズ】三日月と昭弘は何故ダインスレイヴを避けれなかった? https://t.co/oBT2IukZSy pic.twitter.com/SGQvUZItDd
— 面白いニュース速報 (@iPhone09132229) April 13, 2017
ダインスレイヴが初めて登場したのはハシュマル戦でした。
初登場時は、特殊弾頭ではなく通常弾頭が使用されましたが直撃した崖は粉々になり、かなりの破壊力を見せつけました。
弾頭が登場したのは、イオクによるタービンズ摘発時です。
ジャスレイ・ドノミコルスの入れ知恵で、タービンズの貨物へダインスレイヴを紛れ込ませました。
これを鉄華団の火星での発射機運用と一緒に運ぶことで、違法兵器運用の疑いで調査することになります。
イオクは制止する者がいない事を理由に大々的に運用しましたが、鉄華団の介入によってタービンズの多くが生き残ってしまう結果に。
この件が理由でラスタルは、テイワズに数々の便宜を図る羽目になりました。
次の運用は、地球圏におけるマクギリス派とラスタル派の内部抗争時です。
マクギリス派に紛れ込んだラスタルの回し者が、ダインスレイヴを使用します。
マクギリス派が使ったので、その報復にと言う理由でラスタルが大量投入し戦況を優位に進めていきました。
鉄華団も、タービンズが修復した一発を運用しますが外れてしまいます。
作中最後の登場は、最終決戦に対する支援射撃です。
大立ち回りを繰り広げるルプスレクスとフルシティに対して軌道上から8発を発射し内2発直撃、深手を負わせたものの仕留め損ねてしまいました。
その後、効果確認中に乱戦となってしまったため2射目はありませんでした。
【機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ:第45話】禁止されてる割にいっぱいあるなダインスレイヴ。珍しく三日月が戦況に苛立ちや焦りを感じているように見えた。一期の終盤は明らかに死んでいそうな人でも生きてたし、今回も…というのは甘いか? pic.twitter.com/C1W3Jv3YOa
— Motoki (@sweet_nail) February 27, 2017
ダインスレイヴには、正確な射撃が難しいという設定がありました。
ですがラスタル派が使用した場合には、成層圏外から2機のガンダムを撃って命中させ機体を大破させることに成功します。
対して鉄華団が使用した場合は、ある程度近い位置から撃ったのにもかかわらず外すという訳のわからない展開。
どう考えても、制作側のご都合主義で作られた兵器と言わざるを得ませんでしたね。
使用する勢力でここまで性能が変わる兵器ダインスレイヴはすべてをつまらなくしてしまいました。
4・5から始まる「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 特別編」
楽しみです☆#鉄血特別編 #g_tekketsu pic.twitter.com/wWQ0Pu6drh
— 大張正己 /Masami Obari画集4・28発売 (@G1_BARI) March 4, 2022
今回は「鉄血のオルフェンズ」に登場した兵器、ダインスレイヴは強すぎていらない・ご都合主義でつまらいといった意見について解説しました。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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