「処刑少女の生きる道」で処刑人メノウは、迷い人アカリを殺すことを目的とし一緒に旅をします。
そんな中、アカリはメノウのことをなぜかはじめから信用し旅に同行、その後もメノウに対する信頼の厚さが作中の行動や言動でわかります。
メノウも、ここまで好感を持たれると流石に不自然過ぎると違和感を感じていました。
そこで今回はメノウとアカリはどのような関係なのか?アカリのメノウに対する信頼が厚い理由について解説していきます。
はじめにアカリがメノウのことを信用し、信頼している場面について解説していきます。
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アカリはメノウのことをすぐに信用しました。
2人が初めて出会ったとき、メノウは利用されるアカリを助けに来たとはなし、一緒に逃げることになります。
その時のアカリは何も疑わず出会って数分のメノウに着いていきます。
よく考えるとあまりにも無警戒過ぎます。
メノウ自身も処刑人として警戒されないことはいいことだか、この世界や今の状況への関心も郷愁の念も薄いアカリに対して違和感を感じていました。
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メノウとアカリは、導力接続にも成功しています。
導力接続とはアカリの持っている莫大な導力をメノウに流し、その力をメノウ自身がコントロールできる能力です。
ただ導力の接続はとても危険なことで拒絶反応が起こる可能性が高く、かなりの痛みを伴う場合があります。
通常はその拒絶反応を軽減するために、すべてを預けられる程の信頼関係が必要であり出会って数日の2人にはリスクが高すぎます。
ですが導力接続を行ったアカリは、痛みではなく「なんだかくすぐったかった」ぐらいで済んでいました。
メノウもここまでうまくいったのは、アカリが心の奥底、魂の源から心を預けてくれたからできたと言っていました。
同時にどうしてここまで自分のことを信頼してくれるのか疑問を抱いていました。
ここではアカリのメノウに対する信頼が高い理由と、未来アカリ(未来の記憶を持つアカリ)の存在について解説していきます。
メノウはアカリの導力と魂、そして精神に触れた時に分かったことがありました。
アカリはおそらく、ずっと前の未来から回帰を繰り返していて、メノウへの好意や信頼だけは残っている状態だと考えられます。
今のアカリには未来の記憶はありませんが、将来的に持つことになるメノウへの思いがこのようなアカリの行動や言動になったのです。
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アカリはメノウがピンチの時に、未来の記憶を持つ未来アカリが降臨することがあります。
未来のアカリは第14話交差する「時」で、ガルム大聖堂に閉じ込められ北大陸の人災「星骸」で漂白されそうな時に現れました。
未来アカリは自分が付けていたカチューシャを「これメノウちゃんに買ってもらったやつだ!懐かしい」と言っていました。
「懐かしい」という言葉から、2人は今後も長い間旅をすることになると推測されます。
また未来アカリは、「回帰」だけではなく「停止」も使えることができ、周りにいた人の「時」を止めることも出来るようです。
です、が同じ純粋概念の欠片から作られた物の時間は止めることはできないようですね。
ここではアカリとメノウ、2人の関係について解説していきます。
せっかくなので1巻表紙のメノウちゃんと2巻口絵のアカリを並べて見ました。
素晴らしきかなニリツさんの美麗イラスト…!
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未来アカリは、ガルム大聖堂でオーウェルの部下を消した後に意味深なことを言っていました。
自分はメノウ以外の人に着いていく気はないし、メノウ以外の人に使われる気もないとはなしていました。
さらに未来アカリは、メノウ以外の人間に殺されるのは絶対に嫌だと発言しており、メノウが自分を殺そうとしていることを知っていました。
アカリは殺されても「時」が戻ってしまう純粋概念の持ち主、言わば不老不死です。
不老不死ということは、自分だけが生き残り周りの人達の死を見送ることになります。
アカリは以前、列車の中で「私もう取り残されるのは嫌」 と意味深な発言をしていたこともありました。
なのでアカリは大切な人であるメノウに自分を殺して欲しい願い、共に旅をするのではないでしょうか?
処刑少女の生きる道5–約束の地–【読了】
アカリの元へ向かうメノウ。圧倒的戦力差を覆すための選択と、気づき迷い進むメノウの苦悩の先の答えを出していました。
あの日誓った清く強正しくそして強い神官のメノウの新たな答えと明かされた事実に衝撃でしたね。 pic.twitter.com/V2xCsyBj4I— 貴志貴志🌱 (@kisitakasi2h2) February 23, 2021
アカリはメノウと共に旅をし、様々な事件に巻き込まれますが、そのたびにメノウに助けられています。
ですが物語が進むに連れ、実はアカリがメノウを助けていたことが発覚します。
メノウがオーウェルと戦った時には、モモを利用し強力な結界を破壊させメノウと再会することに成功。
今のアカリに戻りますが、メノウと導力接続をしオーウェルを禁じ手ではありましたがアカリの純粋概念を使い倒しました。
また以前の列車での戦いの時も、時間を戻すことでアカリはメノウを助けていたのです。
アカリとメノウは元々、親友だったのではないか?という伏線があります。
オーウェルとの戦いで窮地に立たされたメノウは、アカリの純粋概念【時】を発動。
メノウはアカリの純粋概念の中で、今まで自分の歩いてきた道を見たのです。
そこには何もなく、ただ歩いてきた足跡と血痕だけが続いていました。
メノウは処刑人になり今までのこと振り返ると、自分は矛盾だらけで人を殺してきたと後悔し自殺しようとしました。
すると場所が学校の教室に変り、アカリが現れメノウに「大丈夫だよ、何があろうと私はあなたの親友だから」と言ってメノウを抱きしめました。
そこでメノウは目を覚ましオーウェルを倒しました。
この伏線はまだ回収されていませんが、アカリとメノウは親友だったという可能性もあります。
今回はメノウとアカリはどのような関係なのか?またアカリのメノウに対する信頼が厚い理由について解説しました。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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