聲の形はどんな映画で話の内容は?原作との違いについても

聲の形

2016年に公開された映画「聲の形」。

主人公の石田将也と聴覚障害のある西宮硝子を中心に、不器用な10代の壊れやすい友情や恋愛を描いた物語です。

今回は、映画「聲の形」をこれから視聴しようと思っている方。

また初めて見る方向けに映画の内容やあらすじ、そして原作の紹介をしようと思います。

できるだけネタバレしないような形で書いていこうと思います。

最後までご覧いただけると嬉しいです。

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聲の形はどんな映画で話の内容は?

聲の形の映画の概要

映画「 聲の形」は、2016年の9月に公開された長編アニメーション映画です。

原作は大今良時(おおいま よしとき)による漫画「聲の形」です。

ちなみに、題名を「聲」の字にした理由は、調べた際にそれぞれ「声と手と耳」が組み合わさってできているという説を聞き

「気持ちを伝える方法は声だけじゃない」

という意味を込めて「聲」にしたといいます。

そして公開された映画館は120館と小規模にもかかわらず、累計動員177万人を突破し、興行収入は23億円を達成。

2016年度の日本映画全体の興収ランキングで第10位を記録しました。

松竹配給の映画作品では第1位となる記録を収めました。

ちなみに同年1位は「君の名は。」で興行収入は250億円です。

聲の形の話の内容は?

主人公、石田将也は退屈することを何よりも嫌う少年。

わんぱくな小学生だった彼は耳が聞こえない転校生の少女、西宮硝子への無邪気な興味から彼女を傷つける行為を繰り返していました。

ある事件をきっかけに将也はイジメっ子のレッテルを貼られ周囲から孤立してしまいます。

それから一転、イジメる立場からイジメられるようになってしまった将也は、人間不信と自己嫌悪から他人をシャットアウトしてしまいます。

将也は音を聞かないように、そして世界を見ないように自分で自分を閉じ込め生活していました。

高校3年生になった将也は過去の過ちを硝子に謝罪し自殺しようと決意します。

その後、手話サークルで硝子と再開したのですが、

「友達になれるかな」

と手話でとっさに伝えてしまいました。

痛みとともに止まった時間、これは1人の少年が苦しみながら相手をそして自分を受け入れようとする物語です。

原作との違い

原作と映画を比べると、やはり時間の関係でカットされている部分が多いです。

特にキャラクターの個性は原作の方が、かなり濃いです。

特に西宮のお母さんですが映画では、まあまあツンツンしている感じなのですが原作では、かなりの凶暴さを見せるシーンがあったりします。

また原作では、長束が友情をテーマにした映画製作を企画します。

そして皆でつくった映画はコンテストでボッコボコに叩かれます。

将也が入院している間、将也以外の他のキャラクター達の視点から語られるエピソードが削ぎ落とされています。

映画のエンディングは文化祭で終わりますが、原作は高校卒業し進路に悩んだり、また成人式のシーンもあります。

ですので映画を初めて見た方は原作を読んでみると、なおさら面白く感じると思います。

少し重い部分もありますが、原作は映画と比べるとより濃厚に描かれています。

原作について

連載までにはかなりの時間がかかっていた

聲の形は原作、漫画家の大今良時さんの作品です。

2008年に週間少年マガジンの新人漫画賞に投稿した作品で当時、19歳頃の作品。

第80回新人漫画賞「入選」を果たします。

当時、新人賞の副賞として「マガジンSPECIAL」に掲載される予定でした。

しかし、入選した作品にも関わらず当時の編集部は掲載見送りの判断を下しました

掲載見送りの理由は「前向きでない作品」だから

このことについて当時の編集部は

人間誰しも生まれながりに持っている弱い部分だったり、どんなに努力しても克服できないものであったり、それをみんな誰しも持っていてそれを漫画に書くことは前向きでない作品になってしまう。

それがヒロインの硝子であり、読者に希望を与えにくい作品。

という当時の編集部の判断があったそうです。

ただ、当時を振り返ると編集部の読みは浅かったといいます。

本当は、この「聲の形」という漫画こそが克服出来ないものだったり、努力しても成長しないものを抱えながらどう生きるべきかをこの漫画こそが向き合っていて読者に前向きな気持を与える作品だというふうに今の編集部は思っている。

そして入選から4年後に編集部の様々な議論を経て読み切りを掲載。

後に「週間少年マガジン」にて2013年から連載されました。

単行本は全7巻で累計300万部を突破。

様々な賞も受賞する人気作品になりました。

●2015年版「このマンガがすごい!」オトコ編1位

●「マンガ大賞2015年」第3位

●第19回手塚治虫文化賞新生賞受賞作

●2015年全日本ろうあ連盟監修のもと道徳教材化30分の実写DVD化

諫山創さんの「聲の形」についての感想

同じ年には「進撃の巨人」の作者、諫山創さんも週間少年マガジンの新人漫画賞に応募していました。

諫山創さんは「聲の形」の感想を

19歳でこの作品が書けることが凄い。

読んでいて「心がかき乱される」ことが強く印象にあった。

人は他人のことを完全に理解していると思っていても全然わかっていなかったりする。

そういった普遍的な事がテーマなので、誰にも思い当たるギクッとするような事を突きつけてくる。

自分が読んでいて変えられてしまう怖さを感じられる作品。

だと語っていました。

聲の形の映画を見た人の感想

ツイッターで「聲の形」を視聴した方の感想を見てみました。

いや〜感動しました!私も3回ぐらい泣きました。

 

 確かに「話す大切さ」分かります。

何度も何度も話さないと伝わらなかったり、一度だけ話しただけでは伝わらないことの方が多いのかも知れませんね。

私の感想ですが小さいの頃ならイジメた事や、それに近い事を誰もが経験しているのではないでしょうか?

私もイジメられた時にやっと

「ああ自分はあの時イジメていたんだ」

と気づきました。

この感覚は将也に似ていると思いました。

自分ではコミュニケーションを取っていたつもりが、本当は相手を傷つけてしまっていた。

その時は気づきませんでしたが、自分がイジメられたり嫌なことされたりすると昔の自分がした行動に気づくこともあるのではないでしょうか?

イジメたことイジメられた経験がある人には、この聲の形という作品は

「何度見ても何とも言えない気持ちになる」

のが私自身の感想です。

まとめ

今回は2016年に公開された映画「聲の形」の

映画の内容やあらすじ、そして原作を紹介しました。

公開映画館数が120館と限られた中では、驚異的な興行収入と動員数を記録しました。

この作品は、イジメや障害にフォーカスしがちですが、それはあくまでも物語の設定であるため本作のメインではありません。

それよりも、自分の犯した罪や罪悪感、伝えたいのに伝わらないというコミュニケーションの難しさ。

そんな中、一度は諦めかけた人生をもう一度、必死になって前に進もうとする主人公の生き方が本作のテーマではないでしょうか。

また、原作も映画とは内容が若干ことなります。

原作は全7巻で、映画よりも濃厚に描かれているので原作漫画もおすすめです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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