文スト与謝野晶子は死の天使?過去や森鴎外との関係についても

文豪ストレイドッグス

文豪ストレイドッグスに登場する与謝野晶子は、武装探偵社の社員で専属医です。

与謝野の治癒能力は極めて希少で、この異能力が原因で「死の天使」と呼ばれるようになります。

今回は与謝野晶子が「死の天使」と呼ばれるようになった過去と森鴎外との関係ついて解説していきます。

また与謝野晶子の過去のエピソードは原作漫画の何巻・何話なのか?についても調べました。

文豪ストレイドッグス与謝野晶子の過去は?

それでは「死の天使」と呼ばれる理由を説明する前に、与謝野晶子の過去について解説していきます。

与謝野晶子の過去

14年前の大戦末期、太平洋上に突如出現した「常闇島」夜しかないその無国籍島が大戦末期の戦場でした。

オーロラの電磁波で電子機器が使用できないため島では、昔のような白兵戦が繰り広げられていました。

その島には基地空母があり、森鴎外(26歳)は軍医として与謝野晶子は軍医委託生として若干11歳ながら働いていました。

与謝野晶子の異能力は完治なので、戦場の兵士の怪我を治すにはもっとも適した能力だと言えるでしょう。

この与謝野晶子の過去は原作漫画16巻の65話〜66話に描かれています。

一平兵との出会い

与謝野晶子は、空母基地で金属の形を自由に変化することのできる能力を持つ一平兵と出会います。

その一平兵は、傷を治してくれたお礼にと与謝野に蝶の髪飾りをプレゼントしてくれました。

一平兵は再び戦場に戻りますが爆弾で腕を失ってしましい、また与謝野の治療を受けることに。

与謝野も疲弊しており何度も何度も戦場に送り出すことに「これでは殺すために治しているようなものだ」と悲観的になっていました。

一平兵は、与謝野に助けられた回数を記したペンダント(ドッグタグ)に彼女に見せます。

ペンダントには正の字が書かれており「今回でちょうど5回助けられた」とはなしました。

与謝野がいなければ故郷の両親や弟に二度と会えなかったと彼女ことを「天使」だと言い励ましました。

このこで与謝野はギリギリ心を保つことができたのです。

戦況は悪くなる一方

しかし、兵士たちの奮闘をあざ笑うかのように戦況は日に日に悪化していきました。

兵士たちを治療する間隔も狭くなり、最終的には1日に3回というように最早それは戦争ではなくただ殴られ続けるだけの状況。

これが普通の軍であればとうに諦めて撤退するはずですが、与謝野が兵士を復活することができるため戦いは続いたのです。

そこで与謝野は気付きます、自分が居るから誰もこの戦場から出られないと。

文豪ストレイドッグス与謝野晶子が死の天使と呼ばれる理由

それでは与謝野晶子が「死の天使」と呼ばれるようになった理由について解説していきます。

身内の兵士に命を狙われる

与謝野の似顔絵を書いてくれた兵士も、妹に似ていると頭をなでててくれた兵士も美味しいコーヒーを入れてくれた兵士もみんな死んでしまいました。

与謝野は自分さえ戦場にいなければ、ただの怪我でここから出られたと自分のことを責めるようになります。

追い打ちをかけるように短剣を持った身内の兵士が与謝野のことを「その女のせいでみんな死ぬ!」と言って彼女を殺そうとしました。

このことでさらに与謝野は心を病んでしまいます。

与謝野晶子が「死の天使」と言われる理由

与謝野に髪飾りをプレゼントし「天使」と呼んで励ましてくれた一平兵にも限界が来ていました。

ある日、一平兵は与謝野に伝言を頼みたいの連絡してきました。

耐えると誓ったが与謝野の異能力にその「正しさ」を教えられたとはなし誰の心にも限界はあると言ったのです。

続けて、前に与謝野のことを「天使」と言ったが、でも君はそれ以上で戦場に君臨する「死の天使」と言い残し、首吊り自殺してしまいました。

与謝野はすぐに一平兵の部屋に行きましたが、すでに死亡していたため復活することは出来ませんでした。

そして彼のペンダント(ドッグタグ)には正の字が無数に書かれており「君は正しすぎる」というメモが残されていたのです。

文豪ストレイドッグス与謝野晶子のその後は?

戦後、与謝野晶子はどうなってしまったのでしょう?詳しく解説していきます。

与謝野晶子のその後

前述の事件で完全に精神崩壊してしまった与謝野の記憶は曖昧で、自分でもよく覚えていないとのこと。

話によると基地空母の船底に爆薬を仕掛けて逮捕されてしまったようです。

終戦した後も与謝野は施設に隔離され続けますが、ある人物が彼女を助け出しました。

それは敗戦から3年後の出来事で、与謝野の前に現れたのは現在のポートマフィアのボス森鴎外。

森鴎外は、今のマフィアのボスを倒すためには与謝野の異能力が必要だと考えたのです。

森鴎外から与謝野を逃がす

与謝野を再び地獄に引き戻すという森鴎外の考えに、武装探偵社の社長である福沢諭吉はそれを阻止しるため彼女を逃しました。

福沢諭吉が戦っている最中に江戸川乱歩が与謝野を助け出すことに成功。

しかし、与謝野は自分が異能を使うことで命の値段が安くなるので、これ以上生きている訳にはいかないと言いました。

そして戻して欲しい、外に出てはいけないと江戸川乱歩に頼むのでした。

与謝野の居場所は武装探偵社

与謝野の話を聞いた乱歩は「嫌なら能力を使わなければいい!自分の推理力があれば与謝野の出番は無い」と言いました。

その証拠に基地でなくした髪飾りを乱歩は持っており与謝野に返しますが、彼女は髪飾りをことは誰にも話をしていないとビックリした様子。

そして乱歩は与謝野を必要としない武装探偵社に入ることを勧めます。

乱歩は異能が欲しいのではなく、与謝野の「優しさ」があるから武装探偵社に誘いたい、その悲しみに価値があると言ったのです。

このことがきっかけで与謝野晶子は武装探偵社に入ることになったのです。

文豪ストレイドッグス与謝野晶子と森鴎外の関係

先程も少し解説しましたが、森鴎外と与謝野晶子は軍医と助手の関係でした。

森は軍医と言っても与謝野が異能力で治療するので医師の仕事はありませんが、他に大切な仕事があります。

それは与謝野に兵士を治療させ続けることです。

与謝野は治療すると兵士がまた戦場に行ってしまうため、治療を拒んだことがありました。

すると森は自分の銃で兵士を撃ち瀕死の状態にしたのです。

こうすることで与謝野に治療を強要し彼女の精神は蝕んでいきました。

まとめ

今回は文豪ストレイドッグスに登場する与謝野晶子について詳しく解説しました。

  • 与謝野は11歳の時に森鴎外の助手として働いていた
  • 与謝野は基地空母でであった一平兵に励まざれ「天使」と呼ばれていた
  • 与謝野は兵士を何度も戦場に送り出していたため戦場に君臨する「死の天使」と呼ばれていた
  • 与謝野は身内の兵士に殺されかけたことがある。
  • 精神崩壊してしまった与謝野は基地空母の船底に爆薬を仕掛けて逮捕されてしまう
  • 終戦した後与謝野は現在のポートマフィアのボス森鴎外から助けられる
  • 福沢諭吉は再び与謝野がつらい思いをしないようにと森鴎外から彼女を逃した
  • 与謝野は乱歩から「優しさ」があるから武装探偵社に誘いたいと言われ入社する

また電子書籍でお得に漫画を読めるサイトも紹介しています。

※登録は簡単、3分で完了します。

\続きが気になる方は電子書籍で読もう/

「文豪ストレイドックス」の漫画を安くまとめ買いする方法!電子書籍のおすすめサイト

>>>関連記事こちらもオススメ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA