「文豪ストレイドッグス」に登場する小栗虫太郎は「隠滅屋」と呼ばれており、ドストエフスキーの協力者にして懐刀、情報操作の専門家です。
警察に自首し、パトカーで搬送中にゴーゴリに襲われ死亡したかのように描かれていましたが小栗虫太郎は死亡したのでしょうか?
合わせて金田一殺しの犯人や完全犯罪の異能力についても解説していきます。
5 文豪ストレイドッグス
らんぽっぽクラスタたまらね〜〜よ〜〜!!!やはりらんぽっぽは誰よりも大人で賢く、探偵社のことを考えているとてもすごい人…嗚呼….しんどい…虫くんもしんどいよ…
つか新キャラが全員私の性癖どストライクなんだけど。勘弁して… pic.twitter.com/6ITifcYcAZ— あき (@aki_oinari11) December 17, 2017
はじめに小栗虫太郎の基本情報と、完全犯罪の異能力について解説していきます。
「隠滅屋」こと小栗虫太郎は、細身の体にグリーンのスーツを着た高身長の青年です。
フョードルの協力者でかつては「七號機関」という組織に監禁され、政府内で犯罪の隠蔽を行わされていました。
江戸川乱歩は隠滅屋に個人的にも借りがあり、乱歩は隠滅屋が仕組んだ「偽の軍警資料」に欺かれたことがありました。
「隠滅屋」について分かっていることは、顔だけで他の情報はないとのことでした。
彼の異能は現実改変系で精神操作系と並び、異端と称される超級の異能です。
小栗虫太郎の異能力は「完全犯罪」で、犯した罪の証拠を消滅させることができます。
能力使用時には、体からゴーストのような異能生命体が出現。
戦闘には使えませんが、過去には坂口安吾に依頼され太宰の犯罪履歴を消去したこともあります。
そんな完全犯罪の能力は多くの裏組織にとって都合のいい能力のため、小栗虫太郎は様々な組織から狙われる身となってしまったのでした。
「完全犯罪」の元ネタは実在の小説家・小栗虫太郎の短編小説集「完全犯罪」です。
文ストの小栗虫太郎知らない人いたら見て
絶対私が好きってわかるから。 pic.twitter.com/yE9vNjZIMS— だざぴ (@4242_amore) July 25, 2018
ここからはペンネーム金田一ことヨコミゾ殺しの犯人と、動機について解説していきます。
金田一ことヨコミゾ殺しの犯人は、結論から言うと小栗虫太郎になります。
ですが虫太郎はある人物に殺害を依頼され、その依頼者のために殺人を犯しました。
結果、虫太郎は扼殺(手で首をしめて殺す)でヨコミゾを殺害したのです。
犯行現場にあったヨコミゾの原稿用紙には水滴のようなにじみがあり、それは後に虫太郎の涙であることが発覚します。
なので虫太郎は、本当はヨコミゾのことを殺したくなったということになります。
先程の解説でヨコミゾを殺したのは虫太郎であると解説しましたが、実は殺害を依頼したのはヨコミゾです。
なので正確に言うと自殺であり、虫太郎は自殺の幇助(ほうじょ)ということになります。
それではなぜヨコミゾは、虫太郎に自分を殺してくれと頼んだのでしょうか?
理由は大きく2つあり、1つ目のは根本的な理由で2人は唯一無二の親友でヨコミゾは虫太郎にしか頼める相手はいませんでした。
2つ目の大きな目的ですがヨコミゾは「究極の推理小説」を作りたいと考えていたのです。
被害者のヨコミゾ(ペンネーム:金田一)は凄腕の推理小説作家。
執筆をしていたのは長期宿泊していた旅館で、殺されたのはその自室でした。
5分前に中居が様子を見に来た時にはまだ執筆中だったとの事、旅館は人の出入りを把握していましたが犯人を目撃した者はいません。
最大の謎は殺害状況がヨコミゾの作中の殺人と酷似していたことで、これが世間を賑わす通称「金田一殺し」です。
このトリックは、驚天動地の大事件であり公表すれば犯罪史に名を残す衝撃になることは間違いありません。
そしてこのようなことができるのは「完全犯罪」の異能力をもつ小栗虫太郎にしか出来ない所業なのでした。
がちで虫くんとヨコミゾの絡み大好きすぎて早く見たい pic.twitter.com/9ftPVDcQyU
— ひめね (@himene_00) November 30, 2022
それでは最後に小栗虫太郎は死亡するのか?について解説していきます。
江戸川乱歩に「金田一殺し」の真相を暴かれた虫太郎は警察に自首し、パトカーで連行されました。
すると警察官に変装したゴーストが現れ、後始末に来たと言って銃声だけが響き渡り虫太郎は死亡したのか?と思った方も多いのではないでしょうか?
しかも作中で虫太郎の「探偵社に大きな仕事が来るが受けるな!」とういセリフを乱歩は友人の最後の言葉と言っていました。
これについて結論を言うと小栗虫太郎は死亡していません。
虫太郎は次の回の「悲惨なる日曜日 前編」に登場します。
殺されたように偽造されていたようですが、ゴーゴリに誘拐された後「完全犯罪」取り消しを使い、太宰治の罪を復活させられていました。
太宰治は元マフィアの幹部、共謀殺人13件・恐喝312件・詐欺その他625件の容疑がありました。
その容疑で太宰は軍警最強の特殊部隊「猟犬」所属している末広鉄腸に逮捕されることになってしまいます。
※文スト13巻注意
小栗虫太郎 。 pic.twitter.com/Qwi276iKzL— 波琉 (@Pearl_06190429) August 3, 2017
今回はゴーゴリに襲われた小栗虫太郎は死亡したのか?また金田一殺しの犯人や完全犯罪の異能力についても解説しました。
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