機動戦士ガンダム「水星の魔女」第6話が放送された直後Twitterのトレンドを埋め尽くすなど、かなり話題になっていました。
今回の放送で、以前から考察されていた「スレッタとエリクト別人説」も濃厚になってきましたね。
また、前回エランとの決闘の続きになるわけですが、エラン・スレッタ・エアリアルについての謎が色々と分かってきました。
ということで今回は「水星の魔女」第6話で明かされた事実、プロローグは21年前だったこと、エアリアルはエリクトたちだった?といったことについて解説していきます。
水星の魔女のプロローグは、13年前であると思われていましたが第6話の放送で覆されてしまいました。
その他にもスレッタとエリクトが別人であることがほぼ確定しましたので解説していきます。
※ここからは、エリクトママ=プロスペラということで話を進めて行きます。
エリクトがスレッタを守っているのだとしたら祝福のMVあまりにもつらい#水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/lOY1hajEWC
— とぐす (@royal_quartetto) November 3, 2022
冒頭でプロスペラとベルメリアの会話の中に衝撃発言がありました。
ベルメリアが「今更、21年前の復讐なんて」と言っていましたね。
まず、プロスペラの目的は夫と仲間を殺したデリングでの復讐ですが、これについては小説「ゆりかごの星」で明らかになっています。
その事件「フォールクヴァングの虐殺」でプロスペラの夫と仲間が殺されたのは、エリクトが4歳の時でした。
エリクトとスレッタが同一人物であるとすると、実際にはスレッタは25歳になっているはずです。
ですが、どう見てもスレッタは25歳にはみえません。
なのでエリクト=スレッタ説はほぼなくなってしまいました。
・エリクト(4)とスレッタ(17辺り?)が同一人物ならプロローグ〜本編は13年程。にしてはダブスタ親父老けすぎ
・5話の占いシーンでスレッタに兄弟が居る発言。しかし当人に心当たりなし
・エアリアルにどこか似てるルブリスを起動させたのはエリクト
・エアリアルには自我がある(小説描写)……あぁ pic.twitter.com/oIygX3Uoxj
— 🐺朱狼@13日爆裂祭 (@VECTOR_Shurou) October 30, 2022
実際にスレッタは17歳という設定だったので「フォールクヴァングの虐殺」が起こったプロローグは当時のエリクトの年齢(4歳)を引いた13年前だと考えられていました。
ですが今回の「今更、21年前の復讐なんて」発言により、プロローグは21年前の出来事であったということが分かりました。
確かに13年後にしては、御三家当主たちが老けすぎているといった意見がありましたが、21年も経てば老けるのも当たり前ですよね。
ただプロスペラは年をとっておらず、ベルメリアがプロスペラのことを先輩と言っていましたが見た目は明らかにベルメリアの方が老けています。
おそらくガンドの技術(人体の器官や部位を機械化すること)だと考えられますが、まだ沢山の謎が残っています。
今回のエランとの決闘で、エアリアルの中にエリクトが入っているのではないか?と思った方も多いかと思います。
しかもエリクトだけではなく、エアリアルには複数の子供が入っているようなセリフや描写がありました。
エアリアルの中にはエリクトの脳なり生体部品が使われてるっぽいけど、スレッタが『みんな』と言ってビットひとつひとつにも生体部品が使われてるって事か。というかエラン君のエピソードとスレッタを重ねて考えると、エリクトのクローンたる存在が過去に何人も製造されていた可能性…
#水星の魔女 pic.twitter.com/QCBtLfbgrt— もるだー (@mulder_UI) November 6, 2022
エランはスレッタとの戦いで、エアリアルの特殊攻撃(オーラのようなもの)を受けました。
攻撃を受けたエランは白い光が子供の形をしていものを目撃し、子供笑い声も聞いています。
操縦していたスレッタも「今日は良く聞こえた」と発現していることからエアリアルの中にはエリクトが入っていることが示唆されました。
ちなみにエアリアルのOSは「E・S(エリクト・サマヤ)」になっていました。
さらにプロスペラが電話で「私の娘だもの」と発言していたことから、エアリアルにエリクトが入っていることが濃厚になってきましたね。
しかもプロスペラは「エアリアルが勝つわ」と言っていましたが、普通ならパイロットである「スレッタが勝つわ」というはずです。
この発言からスレッタよりエアリアルの方に愛情(興味)を示していることにも何か違和感を感じました。
もしかしてエアリアルのガンビットって今までエアリアルのために犠牲になった人達が乗ってるのか・・・? #水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/GLdABoldHq
— ゼデイト (@zeldatetetra) November 6, 2022
その他にもスレッタが決闘中に「お願いみんな力を貸して」という発言がありました。
これは複数のガンビットに向けて言った言葉です。
1つのガンビットがエランの攻撃を受け機能停止状態になったときも、他のガンビットたちはまるで仲間を守るような行動をとっていました。
第5話でベルメリアがエアリアルのガンビットに対し「動きが有機的すぎる」といっていましたが、ガンビットそれぞれに子供が入っているのかもしれません。
しかもエランは複数の子供の笑い声を聞いており、その後ガンビットの子供のシルエットが見えていました。
小説『ゆりかごの星』を読み返していたら
“今の水星にはスレッタ以外に子供がいない。”
という一文があり、第6話視聴後だと違和感を感じるけど、エアリアルは以前の水星を知っているの?
エリクトはどこ?スレッタは何人目?みんな(エスカッシャン)って?
少女の声が聞こえてくる……#水星の魔女 pic.twitter.com/AhABtA0kEF
— ユゥ🎠🏴☠️ (@Suirenka39) November 7, 2022
小説「ゆりかごの星」では、水星には子供がおらず年寄りしかいないとされていました。
水星に子供がいないのはもしかすると、伏線なのかもしれません。
ここからは考察になるのですが、プロスペラが水星の子どもたちをエアリアル開発の犠牲にしたのではないでしょうか?
なので水星には、年寄しかいないということになっているのかもしれませんね。
本来ならあってはならない非人道的な行為なので当たってほしくない考察です。
今回は「水星の魔女」第6話で明かされた事実、プロローグは21年前だったこととエアリアルはエリクトたちだった?といったことについて解説しました。