2019年実写邦画No.1大ヒット興行収入57億3000万円を稼ぎ出した映画『キングダム』が、5月29日の日本テレビ系「金曜ロードショー」にて地上波初放送45分拡大し、本編ノーカットで放送されます。
原作は、週刊ヤングジャンプで連載中の人気コミック「キングダム」(著:原泰久)です。
この映画の中にとてつもなくでかいやつランカイが登場しますが、この強敵ランカイはCGなのか?はたまた特殊メイクなのでしょうか?CGでなければ、俳優は誰が演じているのでしょう。
またランカイの強さについてもまとめてみました。最後まで読んで頂けるとうれしいです。
ランカイはメッチャでかくてリアルだからCGなんだろなぁと思っている人も多いと思いますが、実は特殊メイクと特殊脚部装具で実際に人が演じています。
顔部は特殊メイクを施し脚部は特殊脚部装置というボトムズを思わせるようなマッスルスーツで身長は3m近くにもなるそうです。
ランカイは特殊メイクと特殊脚部装具、マッスルスーツで拵えました。本来は撮り切りの予定ではなかったのですが紆余曲折あり、、、、、身長は290センチくらいになりまして、走り回る事も可能です!! https://t.co/G5VJxbDIFj
— 藤原カクセイ (@KAKUSEI_KAKUSEI) April 19, 2019
下の動画で分かるのですが、このスーツを着ても自力で歩けます。しかも結構な速さで!
こんなのに追いかけられたらメチャメチャ怖いです。
キングダム ランカイの第一回練習風景を。 新開発の特殊脚部装置と軽くて通気性が高い特殊ボディスーツに、阿見さんが命を吹き込んでくれました。
(続く)#キングダム #ランカイ #阿見201 pic.twitter.com/6L7U5FaX9Y— 藤原カクセイ (@KAKUSEI_KAKUSEI) April 24, 2019
ランカイに特殊メイクを施したのは、藤原カクセイさんという京都府出身の特殊メイクアップアーティストです。
寄生獣・アイアムアヒーロー・いぬやしきで特殊メイクを担当された方でその他にも数々のテレビや映画で活躍されています。
実は、とんねるずのオールナイトニッポンのハガキ職人「ビリー藤原」は同一人物で30年来の付き合いで木梨憲武さんを師匠と呼ぶほど。
映画「いぬやしき」では主演の木梨憲武さんに全編特殊メイクを施して師弟競演を果たしています。
憲武師匠に毎日特殊メイクで付いております。 初めてお会いしたのは30年前、師匠とやっとガッチリ組ませていただいております!よろしくお願いします。 木梨憲武「いぬやしき」で16年ぶり映画主演!佐藤健は初の悪役に挑戦 #ldnews https://t.co/1XXZcIdhxZ
— 藤原カクセイ (@KAKUSEI_KAKUSEI) March 16, 2017
ランカイ役の俳優さんは「阿見201」という日本の俳優で(あみ にーまるいち)と読みます。
身長が2m1cmなので芸名が「阿見201」なんだそうです。
また体重は120kgあり足のサイズはなんと31cm!お笑い会屈指の高身長芸人で自他共認める「日本一でかいお笑い芸人」です。
4/19の公開まで1週間きりました映画「キングダム」!!昨年の打ち上げで原先生からいただいた自慢の爆レアサイン引っ提げて告知ツイートです!
ド拡散でお願いします!!#キングダム #ランカイ #阿見201 pic.twitter.com/OoWgFGVIYQ— 阿見201 (@dekasugisinsaku) April 13, 2019
本名 阿見 靖士(あみ やすし)
生年月日 1979年7月22日
血液型 AB型
出身地 埼玉県久喜市
出身校 埼玉県立久喜北陽高等学校・大東文化大学法学部政治学科
趣味 TVゲーム全般・ドイツ系ボードゲーム・レトロゲーム収集
特技 大食い・サバイバル
好きな色 ピンク
足のサイズ 31cm
阿見201さんは高校時代野球部に所属し、大学では落語研究会第27代幹事長を努めたそうです。
また、教員免許と三国志検定3級の資格を取得しています。趣味はテレビゲーム全般で現在は日本の俳優さんとして活動されています。
元お笑い芸人で2004年〜2014年までコンビ「デコボコ団」として活動していましたが、2015年に解散しその後は俳優として活動されています。
阿見201さんは、過去にどんな作品に出演をしていたのでしょうか。
NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」では、実在の人物である伝説の柔道家・徳三宝役として出演しています。
2019年1月公開の「映画刀剣乱舞-継承-」では、時間遡行軍大太刀役でした。
その他にも、2018年11月3日公開、古澤健監督の映画「走れ!T校バスケット部 」 斉藤健太役で出演されています。
#いだてん で徳之島出身の巨漢柔道家 徳三宝を演じてるのが #阿見201 (あみにいまるいち)さん。#映画刀剣乱舞 ではその長身を生かして大太刀を演じてる。この造形もいいんだよ…🤤鹿児島での上映は今日までなので見に行こうな!
いだてん…同時間帯だからこっちは録画だ! pic.twitter.com/fmHGUMEmvE— んにゃもー! (@Lm1RRBI11VwGfPr) March 10, 2019
日本アカデミー賞には視覚効果賞ないけどあるとしたら断トツで藤原カクセイさん制作の『キングダム』のランカイ!
パフォーマンスキャプチャーだと思ったら完全な着ぐるみで、着ぐるみといえば日本特撮のお家芸だけれどこのサイズ感であんな動かし方したのは驚愕!知った時ビビりました! pic.twitter.com/66LnAUAnpi
— ジャガモンドの斉藤 (@MondMasa) March 8, 2020
ランカイは、化猿とも呼べる巨体や素手で敵を倒すほどの怪力の持ち主で原作では、序盤のラスボス的存在です。
王座奪還作戦では、政達はおとりになり真っ向から王宮に入り、そのスキに地下道から成蟜のいる玉座へ向かう信達を待ち構えていたのがランカイでした。
バジオウとタブジその仲間たちと共に戦い激戦の末、信が首を切り勝利します。その後、玉座で元将軍の左慈(さじ)と戦います。
しかし、原作では成蟜がいる玉座で最後の敵として現れるのがランカイです。闇雲に突っ込んで行って信は一発で失神してしまいます。
ここでは獣の力を使ったバジオウとランカイのタイマン勝負が始まり、途中で気を取り戻した信、タフジ達と一緒にランカイを倒します。
ランカイは幼い頃から成蟜(せいきょう)の「お仕置き」という調教を受け続け成蟜に異常な恐怖心を与えられました。その結果、躊躇することなく人間を殺害する殺戮兵器になってしまいました。
しかしながらこれは、あくまでも幼い頃から成蟜に調教されたのが原因であってランカイの意思ではありません。すべては、成蟜に対する恐怖が心の奥底まで浸透しており、自我が芽生えなかったのが原因と考えられます。
原作では成蟜の幽閉に伴いランカイは楊端和(ようたんわ)率いる「山の民」の仲間にはいることになります。
その後の物語でランカイは、バジオウ達と共に奏国をの危機を救うべく救援に向かいます。もしかすると、山の民にに迎えられ生活を共にしたことによって少しずつではありますが、自我が芽生えてきたのかもしれません。
今回は、映画「キングダム」に登場したとてつもなくでかいやつランカイについて書いてみました。
ランカイはCGではなく、顔部は特殊メイクを施し脚部は特殊脚部装置というなマッスルスーツで撮影されており、ランカイ役の俳優は「阿見201」さんという身長が2m1cmもある元お笑い芸人でした。
またランカイに特殊メイクを施したのは、藤原カクセイさんという京都府出身の特殊メイクアップアーティストで寄生獣・アイアムアヒーロー・いぬやしきで特殊メイクに担当として活躍されています。
原作もまだまだ続いており、映画の続編も予定されているので今後のキングダムも楽しみですね!
最後までご覧いただきありがとうございました。